ついに脱獄に成功した琴音(剛力)、沙羅(トリンドル玲奈)、桜子(平岩紙)、千鶴香(橋本マナミ)、うめ(木野花)、そして奈津(安達祐実)。
月に一度しか来ないリネン車に乗り込み、東京へと出発した6人は到着地点で待っていた司(山口紗弥加)と合流し、いよいよ迫る内藤(高嶋政伸)との最終決戦に備える。その頃、6人もの女囚の脱獄を許してしまった花園刑務所は大騒ぎになっていた。
そして自身の立場にも危機が及びつつあることに気付いた内藤も、刑事たちに「迅速かつ秘密裡に事を片付けろ」と命令を。
折しもこの日は自衛党総裁選の当日であり、総理大臣の椅子を手に入れることができるかが懸かった大切な日に邪魔が入ることをいまいましく思う内藤は「見つけた女囚たちは殺しても構わない」と冷酷な指示を出す。
全ての黒幕・内藤が日本のトップになるのを止めるべく、“とある奇策”を画策する女囚たち。「必ず無事で、また会おう」と約束し、方方へと散っていく。
そんな中、琴音はおかみ・一条(梶芽衣子)が独自に集めてくれていた、琴音の冤罪(えんざい)と内藤の不正の証拠を手に入れるためにある場所を目指していた。しかしひと足先にブツは奪われてしまい、切り札をなくした琴音たちは窮地に追い込まれる。
しかしここで止まるわけには行かないと覚悟を決めた琴音は、仲間たちの自己犠牲に背中を押され、ついに総裁選の投開票が行われている自衛党の党本部へ。丸腰で内藤との対決に挑む決意をするのだった…。
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