山本舞香は号泣、瀧本美織は“鬼気迫る”演技で第1章を締めくくる<Sister>

2022/12/02 17:35 配信

ドラマ レビュー

沙帆(瀧本美織)の復讐の行方は… (C)あやぱん 蜆ツバサ・マンガボックス/ytv

山本舞香瀧本美織がW主演を務めるドラマ「Sister」(毎週木曜夜11:59-0:54、日本テレビ系)。12月1日に放送された第7話で第1章が完結。凪沙(山本)を憎む姉・沙帆(瀧本)の驚愕の理由、そして言葉を失う結末へと、怒涛の展開となった。(以下、ネタバレがあります)

沙帆が凪沙に向ける復讐の理由とは?

同ドラマは、あやぱん氏が原作、蜆ツバサ氏が漫画を担当した作品で、“マンガボックス”アプリで2018年から連載されたラブサスペンス。登場人物たちが隠す“裏の顔”が次々と明かされ、秘密と裏切りが渦巻く。

連続ドラマ初主演となる山本が姉や周囲の人間たちにほん弄される三好凪沙、瀧本が凪沙の姉で、やがて狂気的な思惑が明らかになる沙帆に挑む。また、凪沙の初恋相手で沙帆の婚約者だった麻倉陽佑を溝端淳平、陽佑の同僚で親友の羽瀬昊汰を佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBE)が演じる。

第7話は、凪沙を拘束した沙帆が、ついに復讐する理由を明かした。

沙帆が愛した“ヨウスケ”の真相

「愛してたの、ヨウスケさんのこと…」。ヨウスケとは、実の父・洋介(吉沢悠)のことだった。

沙帆を男手一つで育ててきた洋介は、沙帆が5歳のときに、奈美(櫻井淳子)と再婚し凪沙が生まれた。何かと小さい凪沙を優先するようになり、「お父さんを凪沙にとられた」と思うように。それから自分がまた一番になれるように凪沙に優しくして、父に喜ぶ顔を見るうち、異性として愛するようになった。

だが、やはり父は“娘”としての思いだけで、沙帆の気持ちは拒否された。

そして凪沙が高校生のとき、洋介は凪沙が忘れたお弁当を届けようとしたときに事故に遭った。家を出た父を追いかけて事故直後の現場を見つけた沙帆に、洋介は「沙帆の幸せ願ってるよ…」に続いて、最後は「お母さんと凪沙を頼む」と言って意識を失った。

病院に運ばれた洋介の意識不明が続くなか、奈美は沙帆に洋介が弁当を届けに行こうとしていたことを凪沙に言わないように頼んだ。

父も義母も優先するのは凪沙のこと。恨みを募らせるなかで、凪沙が陽佑に片思いしていたことを知った沙帆は、偶然を装って陽佑に近づいた。陽佑の優しさに加え、父・洋介が好きだった映画を陽佑も好きなことが判明し、沙帆は父と重ね合わせていく。

さらに陽佑に出会った時間に、父・洋介が息を引き取り、沙帆は「ありがとう、彼の中で生きることにしてくれて」と勝手な思いを抱き、洋介が願った幸せな家族を作ろうと決意した。

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