荒牧慶彦、2.5次元が一つの文化になればいい「歌舞伎や宝塚歌劇のように、日本独特の舞台文化に」

2.5次元が日本独特の舞台文化になることを目指す


──荒牧さんが社長を務める会社・Pastureには、オーディションにより、司波光星さん、田中朝陽さんという新人俳優2名の所属が決まり、「殺陣まつり」にも出演予定です。おふたりは現状どのような状況ですか?

ふたりとも入ったばかりなので、これからですね。司波光星はABEMA「主役の椅子はオレの椅子 シーズン2」に出演して今頑張っているところ。田中朝陽はレッスンをしながら、いろいろなオーディションを受けているところです。あとは「殺陣まつり」で一緒に稽古をしています。あ、社員旅行も考えていますよ。涼星(田中涼星)、君ちゃん(君沢ユウキ)、光星、朝陽と僕の5人で同じ釜の飯を食べて、いろいろな話をしようかなと思っています。

──先ほど、第4章の展望をお伺いしましたが、荒牧さんご自身としては、10年後はどう見据えていますか?

この2.5次元という業界がより盛り上がるように尽力したいですね。さらに10年経つと43歳なので、さすがにメインを張れるかはわかりませんが舞台に立っていたいし、プロデューサーとしても、ファンの方により楽しんでもらえるものを作っていきたいです。

──業界の盛り上がりというところでいうと、どういうものを目指していますか?

一つの文化になればいいなと思っています。歌舞伎や宝塚歌劇のように、2.5次元が日本独特の舞台文化になることを目指しています。


■取材・文/小林千絵
撮影/MARCO

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