「仮面ライダーギーツ」衝撃の展開!“退場”となった吾妻道長を演じる杢代和人にインタビュー

2022/12/18 09:30 配信

ドラマ インタビュー

「仮面ライダーギーツ」に吾妻道長役で出演中の杢代和人 撮影=booro/スタイリスト=TAKURO/ヘア&メーク=SUGA NAKATA

現在放送中の仮面ライダーシリーズ「仮面ライダーギーツ」(毎週日曜朝9:00-9:30、テレビ朝日系)で、孤高のライバル・吾妻道長を好演している杢代和人(もくだい・かずと)。12/18に放送された第15話では、道長がデザイアグランプリを退場することになってしまい、ますますこの先が気になる展開に。15話までに感じた道長の変化や、所属グループ「原因は自分にある。」(通称げんじぶ)の最新アルバムについてなど、たっぷりインタビュー!

道長は英寿のことを味方だと思っていた

――12/18に放送された「仮面ライダーギーツ」第15話では、吾妻道長が退場するという驚きの展開がありました。最初に台本を読んだ時、いかがでしたか?

まさか道長が退場するなんて、びっくりしました。デザイアグランプリには“退場”と“脱落”があって、脱落なら元の世界に戻って普通の生活を行えるんですけど、退場となったら、その後のことは誰にもわからない。ということが衝撃的でした。

――“退場”するシーンでは、ギーツ/浮世英寿との熱い掛け合いもありましたね。

今までライバルだった相手だけれど、そんな英寿の言葉を信じていたところもあるんです。「俺たちを化かしてただけなのか」というセリフは、道長が英寿のことを味方だと思っていたということなので、嫌ってはいたけど、やっぱり愛とか友情があったんじゃないかなと思います。しかも最後にドライバーを託すのは「世界を守れるのはお前しかいない」という意味が込もっているでしょうし、エモいシーンです!

その場で感じたものを演技で出そうと意識しています

――現在15話まで放送されましたが、ここまでで吾妻道長の変化は感じますか?

人間性は、成長していると思います。最初はライバルの英寿とすごい険悪で、絶命寸前でも最後まで勝とうと挑んだけど、それができなかったからギーツに託すことにする。そういった部分も含めて、人として成長しているところが見える気がします。

――その成長を感じながら、演じる上で変わることはありますか?

撮影が始まったばかりの頃はやっぱり必死で、「ここはこう演じたほうがいい」と頭の中でいろいろと考えながら演じていましたが、最近は逆に、その場で感じたものを出そうと意識しています。15話の熱く感情的になるシーンでも、カメラの前に立ってから出てくるものがありましたし、英寿の表情から受け取ったものを伝えられるようになってきたんじゃないかと思います。