ウエストランドが2022年王者に決定 喜び噛みしめ「初めて主役になれた気がしました」<M-1グランプリ>

2022/12/18 22:24 配信

バラエティー 会見

「M-1グランプリ2022」決勝戦10番手のウエストランドが18代王者に決定(C)M-1グランプリ事務局

お笑いコンビ・ウエストランドが、12月18日に決勝戦が開催された「M-1グランプリ2022」(夜6:34-10:10、テレビ朝日系)を制し、第18代王者となった。

過去最多のエントリー数7261組となった今回。激戦を勝ち抜いた真空ジェシカダイヤモンドヨネダ2000男性ブランコさや香ウエストランドキュウカベポスターロングコートダディの9組に加え、敗者復活戦を勝ち上がったオズワルドの計10組が激突。

ネタ順にも運命を左右され…


本番のネタ順は、2017年より導入された笑神籤(えみくじ)方式で決定。ゲストの那須川天心が毎回クジを引き、呼ばれたコンビがそのままネタを披露した。

審査員を務めたのは、立川志らく富澤たけし中川家・礼二博多大吉塙宣之松本人志山田邦子の7人。大吉は5年ぶりの復帰となり、山田は審査員として初登場を果たした。司会は、16回目の今田耕司、11回目の上戸彩が務めている。

決勝のファーストステージで10組がネタを披露し、その中から得点上位のさや香(667点)、ロングコートダディ(660点)、ウエストランド(659点)の3組がファーストステージを突破。

ウエストランドが18代目王者に!


ファイナルステージでは、勝ち上がった3組が新たなネタを披露。得点制ではなく、投票により6票を獲得したウエストランドが18代目王者に輝いた。

井口浩之は、相方・河本太を「こんなにせりふも少なくてネタも飛ばしたやつが大号泣してる」とからかいながらも笑顔があふれる。

河本は、涙ながらに「今年に入って相方ばかりの稼働が増えてすごくひまだった」とぼやきながらも、「さすがにチャンピオンになったのでコンビで呼んでください」と喜びを噛みしめた。

審査員の松本は「窮屈な時代だけど、キャラクターとテクニックさえあれば。夢を感じる」と、悪口を主軸に展開しながらも笑いをかっさらったその芸風を絶賛。

山田は「予選では一番つまらないと思っていた」「自分の目は節穴だった」とコメントし、志らくも「あなた方は絶対スターになります」とコメントした。

最後に井口が「自分の人生なんですけど、初めて主役になれた気がしました」とコメントすると、河本も「僕も一緒です」と乗っかり、最後まで会場中を笑顔にした。