木崎ゆりあが猫まねでニャンニャン? 主演作品の撮影を振り返る!

2017/06/13 07:00 配信

アイドル インタビュー

【写真を見る】笑顔でインタビューに答える木崎スタイリスト=稲美妙乃


夢は「“三谷ファミリー”に入れるように」


――4月にAKB48からの卒業を発表されましたが、グループにいる中で演技の仕事をたくさんされたかと思います。どの作品が印象に残っていますか?

有村架純さん主演の映画「ギャルバサラ -戦国時代は圏外です-」(2011年)に出させていただいたのがきっかけで、「演技って楽しいな」と思えたので、その作品は強く印象に残っています。

――目標にしている役者さんは?

満島ひかりさんと志田未来さんです。見ているとわくわくするんです。私はドラマとかCMとか、「自分がこの役を演じていたら…」って考えながら見ることが多いんですけど、「この人はこうやって演じるんだ」って素直に感心してしまうのが、そのお二人ですね。あれこれ考える間もなく、「演技うまいなあ」って見入っちゃいます。

――では、共演してみたい役者さんはいますか?

三谷幸喜さんの作品がすごく好きなので、“三谷ファミリー”に入れるようになりたいなって思います。本当に恐れ多いですけど。撮り方とか、全部が好きなんです。

――卒業すると、「歌って踊る」という機会がなくなると思いますが、アイドルとして活動してきた中で、思い入れのある曲は何でしょうか?

初選抜の曲とかいろいろありますが、AKB48に移籍してから参加した「僕たちは戦わない」(2015年)というシングル曲です。初めてAKB48のシングルでフロントメンバーとして歌わせてもらった曲なので。AKB48の選抜メンバーに入れるってことだけでもすごいのに、フロントメンバーで踊れるときが来たのかって、そのときはすごくうれしかったです。

――では、印象に残っているコンサートはありますか?

一番覚えているのは、私がSKE48として最後に出た、さいたまスーパーアリーナのコンサート(2014年「AKB48グループ春コン in さいたまスーパーアリーナ~思い出は全部ここに捨てていけ!~」)ですね。自分の中ではSKE48として最後のコンサートだという気持ちでやっていたんですけど、特に「最後にこれを歌います」みたいな演出はなく、「このままお別れなんだな」と思っていたら、最後に私が聞いていたのと違う曲が始まって。「その曲歌うっけ? 私が間違えたかな?」って思っているうちに、上から“ゆりあピースはみんなの誇り”って書いてある横断幕が下りてきて…号泣でしたね。あんなに泣いたコンサートは初めてでした。愛を感じたコンサートでした。

――それでは、最後に改めて「9つの窓」のアピールをお願いします。

映画館で上映しているときはスケジュールが合わなくて見に行けなかったという人もいらっしゃったかと思うので、そういう方にはぜひこのDVDを手に取っていただきたいと思います。1作品の時間が短いですし、ジャンルの違う作品が9本も入っていますので、映画は長くて見るのが苦手という方にも全部見ていただいて、SNSとかで感想を広めてもらえたらうれしいです。

※木崎の崎は立つ崎