松井玲奈と新川優愛のW主演映画「めがみさま」が6月10日に公開を迎え、東京・シネマート新宿などで初日舞台あいさつが行われた。
シネマート新宿の舞台あいさつには松井、新川、廣瀬智紀、宮岡太郎監督が登壇。「gift」(2014年)に続いて松井と二度目のタッグとなる宮岡監督は、松井について「今回は役が完璧に憑依していました。初めの方のシーンは“浮遊霊”みたいに撮りたかったんですけど、お芝居が始まると同時にその場の空気が変わるような瞬間が何度もありました」と振り返る。
すると、松井も「完成した映像を見て、最初の(自身が演じる)理華の笑顔の練習シーンも、ホラーみたいでした(笑)。でも、それが理華自身の葛藤やもやもやした気持ちが表現されているなと感じました」と自身のシーンの感想を語った。
また、宮岡監督は新川について「新川さんの現場を引っ張るような“空気を作る”力を今回感じました」と話すと、「撮影が終わってみんなで帰ろうとしていたときに、隅の方で新川さんと廣瀬さんが椅子に座って向かい合って話していたんですよ。話を聞いてみたら、廣瀬さんが『俺、今の人生にちょっと悩んでるんですよね…』って弱気な感じで話していて(笑)」と、セラピストのラブを演じる新川が、実際に廣瀬の悩みを聞いていたというエピソードを暴露。
これに廣瀬は「新川さんとは以前、ドラマでも共演させていただいていて、そのころ新川さんは10代だったんですけど、僕の中では今も印象が変わらなくて。頼りになるというか、お姉ちゃんみたいな感じですね(笑)」と答えるが、新川からは「(廣瀬の方が)7つ年上ですからね」とツッコミが入り、客席からは笑いが起こった。
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