――イブを演じる古川琴音さんの魅力や撮影エピソードを教えてください。
(古川さん演じる)イブちゃんはトカゲとか蛇とかを扱わなければいけない役で私は動物とか得意な方ではないのですが、古川さんは「トカゲ飼いたいな」とお話されていてびっくりしました(笑)。普段の古川さんは穏やかでイブちゃんとはかけ離れていて、原作を読んで古川さんが演じられたらどうなるのかなと楽しみにしていたのですが、想像を超える怖さでした。同世代ということもあり、共演できることが楽しみでした。
――第3期となりますが、改めて泉京香を演じてみていかがでしたか。
泉くんが担当から外されることがなくて良かったなと思います(笑)。原作に泉くんが露伴先生の担当編集として再登場していたのがとてもうれしかったです。1期の頃から比べると、露伴先生の好き嫌いとかを彼女なりに少し理解してきていたり、空回りすることは健在でしたが、その変化に時間の積み重ねを感じました。今回も息の合ってるような、まだまだ合ってないような。会話を楽しく演じさせていただきました。
――2期から3期まで1年間空きましたが、役が戻るのに時間がかかりましたか?
役に戻るのに時間がかかるということはなかったです。2期の時に期待を込めて「また来年あったらいいですね」という話をしていました。実際に3期の放送が決まって、また露伴先生の担当編集として、泉くんを演じさせていただけることがとてもうれしかったです。大切な役に出会えたなと感じています。1年間でいろいろなお仕事をさせていただく中で、秋には露伴の撮影があるという気持ちで過ごしていた感覚はありました。
――元々漫画にはいない泉京香というキャラクターを演じる上でどういうお気持ちでしたか?
泉くんはすごくポジティブでハートが強い女の子で、演じる上でエネルギーを使うなと1期の時に感じました。「いつものテンション50倍で」や「もっと露伴先生を巻き込んで空気を変えてください」と演技指導が入りまして、そのテンション感を掴むまでに時間がかかって、リハーサルまで汗が止まらないような感じでした。でも、2期、3期は一貴(演出の渡辺一貴)さんも任せてくださっているように感じて、1期の時を振り返ると巻き込む力というかエネルギーが足りていなかったと思いますし、緊張していたなと思いました(笑)。