12月27日(火)夜6時から5時間にわたって放送される「SASUKE2022~NINJA WARRIOR~」第40回記念大会(TBS系)。今回もジャニーズから4人のメンバーが挑戦する。放送を前に、TVer・YouTubeで配信されている事前番組から、出場メンバーのこれまでの歩みを紹介したい。
2015年にジャニーズで初めて「SASUKE」に出場したA.B.C-Z・塚田僚一。A.B.C-Zはアクロバットを取り入れたパフォーマンスを武器とし、ダイナミックなステージでファンを魅了してきた。なかでも塚田は幼少期から体操クラブに所属し、ジャニーズきっての運動神経の高さを誇る。おなじみの「金髪!筋肉!塚ちゃんです!」のキャッチフレーズの通り、明るい金髪と筋肉が目印。本大会への出場は今年で10回目とジャニーズ勢最多出場を誇る。
昨年の第39回大会では残念ながら1stステージでリタイアという結果に終わった。事前番組で塚田は「正直言ってしまうとスランプなのかなって思います」と胸中を吐露。ジャニーズの先駆者として道を切り開いたものの、後輩たちの活躍ぶりに重圧を感じていると語った。本大会に向けて、昨年1stステージでクリアできなかった「ドラゴングライダー」を強化したと話す。
塚田は今年、またひとつ新たな挑戦をしていた。8月から本格的なトレーニングに励み、ボディビル大会へ初出場した。大会出場までの軌跡に密着していた「ABChanZOO」(テレビ東京)、TVerで配信中の「SASUKE 2022」事前番組含め、一貫して「結果にこだわる」と意気込みを語っていた。
体をとことん鍛え抜くストイックさはジャニーズでもトップクラス。「SASUKE」出場を前に、「過去の自分に勝つ。戦うべきは自分自身」と己を鼓舞するように語った塚田。ジャニーズ勢のパイオニアとしてどんな結果を残すのか。36歳の奮闘に期待したい。
今年で3回目の挑戦となるのがジャニーズJr.・7 MEN 侍の菅田琳寧。2大会連続で2ndステージに進出と着実に結果を残している。
アクロバットを得意とし、高い運動神経を持つ菅田は「炎の体育会TV」(TBS系)で、KAT-TUN・上田竜也率いる上田ジャニーズ陸上部の部員としても活躍。今年10月に放送の「オールスター感謝祭'22秋」(同局)のミニマラソンでは、苦しい場面もあったものの最後まで粘りをみせ、見事優勝した。その後の優勝者インタビューでは笑顔を見せていたが、ゴールテープを切った直後は倒れるようにして苦しそうに横たわっていた。全力を出し切ったことは誰の目にも明らかで、粘り強さや忍耐力、目標に向かって全力で挑戦する姿に胸を打たれた視聴者も多いだろう。
初出場し、残りわずか1,3秒で1stステージをクリアする激闘を見せた2020年の大会でも、大波のような「そり立つ壁」を前に、「何が何でも食らいついてやる!」というスタンスと、菅田の粘り強さが発揮されていた。技術や腕力など体の使い方に加えて、並々ならぬ気迫が伝わってくる。バラエティ動画では、ほわんとした雰囲気だが、挑戦となると別人のようだ。昨年は練習を重ねてきたという「サーモンラダー」をクリア。残念ながらタイムアップで終了となったが、課題や攻略法が見えた様子。初の3rdステージ進出なるか。24歳の若き挑戦を応援したい。
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