THE RAMPAGE長谷川慎が語る、役として生きる楽しさ 初主演舞台で自身の“芯”からの成長目指す

ロミオを演じたことが自分の未来に影響してほしい

THE RAMPAGE・長谷川慎撮影=友野雄


──では最後に、今回の「ロミオ&ジュリエット」が終わったときどのような自分になっていたいかを聞かせてください。

普段はアーティストをメインでやっていて、お芝居に触れる機会がそんなに多くはないので、自分的には胸を張って「お芝居をやっています」って言える心がまだそんなにないんです。でも今回は主演を務めさせていただくので、「ロミオを演じきったから、自信持ってお芝居やってますって言える」という自分になりたいです。業界の人にも「THE RAMPAGEではダンスしているけど、お芝居もこんなにできるんだ」って思ってほしい。お芝居だけじゃなくて「ロミオ&ジュリエット」で得た経験が、人として纏うオーラとか、アーティストとしてステージに立っているときのどっしりした感じにもつながってほしいし。ロミオを演じたことが、自分の私生活や自分の未来にどんどん影響してほしいですね。

──それこそ、ご自身の芯の部分の成長にもつながりそうですね。

そうですね。めっちゃ成長できると思うんで。そこにつながったらいいなと思います。

■取材・文/小林千絵
撮影/友野雄