<新田真剣佑>身体能力と“まるで二次元”なルックス活かし話題作に続々出演 ハリウッド大作&ディズニー作品にも

世界に羽ばたく新田真剣佑 ※2017年ザテレビジョン撮影

俳優・新田真剣佑の成長が止まらない。2022年に映画「鋼の錬金術師」2部作が公開され、配信日未定だがNetflixの実写版「ONE PIECE」も控える。また、2023年冬ディズニープラスで世界へ向けて配信予定の日本オリジナルファンタジーアドベンチャー「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」にも出演。さらに先日、2023年に「聖闘士星矢」を原作とするハリウッド映画「ナイツ・オブ・ザ・ゾディアック」で主演を務めることが発表された。「海外で天下を取りたい」というデビュー当時からの夢に向かって着々と歩を進め、実際にハリウッド映画の主演をつかんだ彼の足跡とは?

映画「ちはやふる」で向き合った俳優業

※画像は新田真剣佑Instagram(mackenyu.1116)より


端正な顔立ちと、アクションスターとして世界で活躍する父・千葉真一の背中を追う中で空手や殺陣に親しみ身に付けた、美しい身のこなし。そんな一朝一夕では手に入らない強みを武器に、米ロサンゼルス出身の新田が日本で本格的に活動を開始したのが2014年のこと。

それまでも映画やドラマに出演していたが、映画「ちはやふる」シリーズ(2016・2018年)で綿谷新を演じたことが一つの転機となり、芸名をそれまでの“真剣佑”から“新田真剣佑”にあらため、本格的に俳優の道を突き進み始めた。

当時、新田はTwitterで「『ちはやふる』という映画は僕にとって日本に来てすぐの作品で、まだ経験が浅かった頃に監督や『ちはやふる』との出会いがあり、自分の中で芝居を志すきっかけになった大きな作品です」「なので『綿谷新』からとった『アラタ』。つかわせていただきました」と打ち明けている。

2018年にはSFアクション映画「パシフィック・リム:アップライジング」(2018年)でハリウッドデビュー。この時期は日本国内での活動も精力的で、ドラマ「トドメの接吻」(2018年、日本テレビ系)や「同期のサクラ」(2019年、日本テレビ系)、劇場アニメ「二ノ国」(2019年)、さらにはデビュー前から憧れていたという演劇ユニット・地球ゴージャスの「星の大地に降る涙」(2020年)で舞台初主演も果たした。

「イメージ通り!」原作ファンも圧倒


真剣佑の魅力の一つは何と言ってもそのルックス。整った顔立ちはまるで二次元からそのまま抜け出してきたかのよう。

だからだろうか、2020年以降、名実ともに人気俳優の一人に成長すると、コミックを原作とする超大作実写作品に次々と名を連ねるようになった。

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