村上虹郎×テレ東×ホラードラマが夏クール放送決定! ゲスト監督に森達也

2017/06/13 06:00 配信

ドラマ

「デッドストック~未知への挑戦~」で主演を務める村上虹郎(C)「デッドストック~未知への挑戦~」製作委員会

テレビ東京ほかでは、7月21日(金)より「ドラマ25『デッドストック~未知への挑戦~』」(英題:DEAD STOCK)」の放送が決定。主演は村上虹郎が務める。

脚本兼演出に「ほんとにあった怖い話」シリーズ(2004年ほか)の三宅隆太、「クロユリ団地」(2013年)の加藤淳也という、数々のホラー作品を生み出してきたベテラン作家を迎え、さらにゲスト監督としてドキュメンタリー映画「A」(1997年)や「FAKE」(2016年)で話題をさらった森達也も参加する。

単なるホラードラマの枠を超えた、テレ東の新たな挑戦に期待だ。

村上虹郎コメント


テレ東さんのやんちゃな企画に、主演として参加できて愉しくやらせて頂いていますが、毎度、怖いです。でもホラー+サスペンス仕立ての作品は初挑戦だったのでとても新鮮な毎日です。

常田大陸という役は実直で愛らしいテレビ東京の新米ADです。未確認素材センターと呼ばれる、見るからに怪しいテレ東旧社屋の末端に配属になり、イケイケ女先輩とダメダメ上司に日々振り回されます。

スタンダードな霊をはじめ、禁忌的なテーマと格闘したりするのですが、物語が進むにしたがって自分の内面と向き合う話になっていくのでいろいろ大変です。

ホラーとしての面白さもありますが、回を追うごとに成長していく大陸の姿や、他のキャラクターたちそれぞれが抱える事情、過去の映像等、さまざまな要素が絡み合い、一つのストーリーとしてつながっていくところも見どころだと思います! ぜひご期待ください!

五箇公貴プロデューサーコメント


“テレビ東京にもX-FILEは存在した!”これは企画書の最初に書いた一文です。

テレ東オリジナルのホラーシリーズを作りたい。そしてハリウッドリメークを目指したい…。と、半ば本気で脚本の三宅隆太さんとブレストしていたのがちょうど社屋移転の頃でした。その過程で開局当時のドキュメンタリーに何かヒントがあるのではないかと一緒にたくさんの素材を見ました。

その頃のドキュメンタリーは今では放送できない過激でめちゃめちゃなものだけど、輝きがある作品ばかりでした。

そしてわれわれはついに“社屋移転の際に発掘された、おびただしい数の恐ろしい廃棄テープ”という運命的なキーワードに巡り合ったのです!(「金スペ風」)

撮影では実際に社屋移転で発掘された東京12チャンネル時代の作業着や機材なども衣装やセットとして使用しています。番組のサブタイトル“未知への挑戦”は僕らが企画のヒントをもらった、田原総一朗さんもディレクターを務めた開局当時の過激なドキュメンタリー番組のタイトルです。

新社屋に移転しても、12チャンネル時代の諸先輩方が築いた攻めた番組作りのスピリットを忘れないため、サブタイトルとして使用させていただきました。

番組はジャンルこそホラーですが、人間の悲しさや滑稽さ、愚かさなども描いていきます。そういう意味では、怖さの中にも笑いがあったり、はたまた悲しさがあったりと、普段“ホラーは怖くて見ない”という方にも楽しんでもらえる内容だと思っています。

テレ東の礎にある東京12チャンネルのスピリットを村上虹郎に全部背負わせて、攻めた番組作りでハリウッドを目指します(笑)。

何卒よろしくお願いいたします!

イントロダクション


テレ東の新人AD常田大陸(村上)は2016年に社屋移転で発掘された大量の番組素材を整理する部署“未確認素材センター”に配属される。そこにいたのは同僚ディレクター・二階堂早織とプロデューサー・佐山暁。理想とは掛け離れたVTR整理の日々…。

そんな中、大陸は本来映ってはならない怪奇現象が記録されたテープを発見する。廃棄テープの整理に嫌気がさしていた先輩ディレクターの早織は、テープに映っていた怪奇現象の続きを撮影し、勝手に番組にしようと思い立つ。

早織に圧されるがままに大陸も怪奇現象の取材に巻き込まれていく…。そこで見たものは、世にも不思議で恐ろしい出来事の数々だった…。