天才執刀医役の妻夫木聡「僕でダークヒーローの作品をやりたいと言っていただいたこともうれしかったです」<Get Ready!>

1月8日(日)スタートの日曜劇場「Get Ready!」で主演を務める妻夫木聡撮影=藤本和史

多額の報酬と引き換えに患者の命を救う闇医者チームの姿を描く「Get Ready!」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系※初回は夜9:00-10:19)が、1月8日(日)からスタートする。今回、通称・エースこと孤高の天才執刀医・波佐間永介を演じる妻夫木聡にインタビューを行った。

「新しいものをみんなで一緒に育てているような感覚」

同作は、多額の報酬と引き換えに手段を選ばず患者の命を救う正体不明の闇医者チームの活躍を1話完結で描く完全オリジナルの医療ヒューマンドラマ。演出は映画、ドラマ、舞台で幅広く才能を発揮する鬼才・堤幸彦が担当する。

「日曜劇場ではあまり見ない作風の挑戦的な題材で、お話を聞いたときから面白いと思いました。あと、僕でダークヒーローの作品をやりたいと言っていただいたこともうれしかったです。オリジナルということもあり、新しいものをみんなで一緒に育てているような感覚があります」

エースの表の顔はパティシエだが、裏では店の地下にある最新機器を取りそろえたオペ室で、他で見放された患者を対象にオペを行っている。

「今回は術式や薬など最新のことに挑戦している役なので、みんなで試行錯誤しながら楽しんで作っている感覚があります。手術室も豪華で、エースたちが未知のものに挑戦しているという物語なだけに、それなりの説得力を持ってお伝えできるんじゃないかな。僕もセットを見たときはかなり圧倒されたし、ワクワクしましたから。皆さんにもその感覚を味わってもらえると思います」

藤原との共演に「感慨深い気持ちになりました」

エースの相棒でもある交渉人・ジョーカーを演じるのは藤原竜也

「竜也は事務所に入って最初にできた先輩で、デビュー当時はラジオをやったり雑誌の取材を受けたりと共に行動することが多かったので、僕にとっては身内のような感覚がどこかにあるんですよ。ただ『SABU~さぶ~』(2002年、テレビ朝日系)以降共演がなく、もうこの先、共演するチャンスがないのかも…と思っていたので、このタイミングで来るのか!と感慨深い気持ちになりました。

竜也は舞台、僕は映画が中心だったりと、全く別の生き方をしている分、楽しみというか。彼がやってきたことを肌でいっぱい感じて、いろんなことを吸収していきたいです」

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