「黒革の手帖」江口洋介ら豪華キャストに武井「微妙で危うい関係をどう演じるかとても楽しみ」

2017/06/13 06:00 配信

ドラマ

「黒革の手帖」で主人公・原口元子を演じる武井咲(C)テレビ朝日

7月20日(木)にスタートする武井咲主演ドラマ「黒革の手帖」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の共演者が解禁され、江口洋介仲里依紗滝藤賢一和田正人内藤理沙高嶋政伸真矢ミキ高畑淳子奥田瑛二伊東四朗の出演が発表された。

同ドラマは、松本清張の不朽の名作「黒革の手帖」を原作に、史上最年少となる23歳の武井を主演に連続ドラマ化。愛と欲望が渦巻く街・銀座を舞台に、地味な派遣行員から銀座のママへと華麗に転身した原口元子(武井)がのし上がっていく姿を描く。

今回解禁された共演者は、江口をはじめに仲、滝藤、和田、内藤、高嶋、真矢、高畑、奥田、伊東。武井と「息もできない夏」(2012年、フジ系)以来の共演となる江口は、政治家を志し、みずからの野望のためになりふり構わずのし上がってきたものの、元子と出会ったことで運命が狂い始めてしまう衆議院議員秘書・安島富夫を演じる。

ほか、元子の元同僚で彼女の誘いで夜の世界へ入り、後に元子のライバルとなる山田波子にはテレビ朝日ドラマには初出演となる仲をキャスティング。

元子と波子が働く東林銀行世田谷北支店の次長・村井亨役には滝藤賢一、夜の世界に足を踏み入れた元子が通う美容室の“オネエ”な店長・牧野役に和田正人、そして料亭の仲居で、のちにホステスになる島崎すみ江役には内藤理沙が決定した。

さらに、裏口入学をあっせんする上星ゼミナール理事長の橋田常雄役には高嶋政伸、元子が働いていた銀座のクラブ「燭台」のママで元子をホステスとして育て、見守る岩村叡子役には真矢ミキ

楢林クリニックの看護師長で院長の愛人でもある中岡市子役には高畑淳子、コツコツ貯めた裏金で成り上がった楢林クリニックの院長・楢林謙治役には奥田瑛二、そして政財界のフィクサー・長谷川庄治役には伊東四朗が決定。

“黒革の手帖”を手に銀座のママへと変貌を遂げた元子と渡り合っていく豪華俳優陣たちの競演にも注目が集まる。

武井咲コメント


江口洋介さんとは「息もできない夏」以来、約5年ぶりにご一緒することになりました。元子と安島の微妙で危うい関係をどのように演じていけるか、とても楽しみです。

これまでにご一緒させていただいたことがある方もいらっしゃいますが、初めて共演させていただく方もたくさん。緊張しますが、大きな期待感を持って撮影に臨みたいと思います。

第1話(7月20日放送)あらすじ


東林銀行世田谷北支店で派遣社員として働く原口元子(武井)。莫大な金を預けにくる顧客や違法な“借名口座”に金を預ける預金者、そしてコネで入行してきた大口取引先の娘と自分の人生を比較し、そのあまりの違いに現実を痛感していた。

そんな日々を送りながら、昼は派遣社員、夜は銀座のクラブ『燭台』でホステスとして働く元子。すべては母親が遺した借金を返済するためだった。

容姿も良く、夜の世界の住人にしては純粋な雰囲気の元子は、ほどなくして上客である楢林クリニックの院長・楢林謙治(奥田)の目に止まる。

ある日、『燭台』のママ・叡子(真矢)に連れられ、楢林とのゴルフに出かけた元子は、そこで大手予備校・上星ゼミナールの理事長・橋田常雄(高嶋)と衆議院議員秘書の安島富夫(江口)と出会う。まさかこの出会いが、この後の人生を大きく変えることになるとは、知る由もない一同だったが…?

そんな折、東林銀行で、ある事件が発生する。それを契機に元子はこれまで秘密裏に進めていた“ある計画”を実行に移すことを決意して…?