NHK BSプレミアムで毎週日曜に放送中の韓国ドラマ「オクニョ 運命の女(ひと)」。
朝鮮王朝時代、監獄で育った少女・オクニョが愛と人生を取り戻すために闘う壮大なストーリーで、主人公・オクニョを演じるのは注目の若手女優チン・セヨンだ。そして、監督は「チャングムの誓い」や「トンイ」を手掛けたイ・ビョンフンという注目作。
6月18日(日)には、チン・セヨンをはじめ、オクニョの養父を演じるチョン・ウンピョ、オクニョの最大の敵となる役どころのパク・チュミが来日して収録された特別番組「オクニョ 徹底ガイド」の放送も決まっている。
同番組ではやしろ優、ハマカーンらを交えてこれまでのストーリーを振り返る他、出演者陣によって本作の見どころや撮影秘話が語られる。
チン・セヨンは都内で行われた取材会に出席し、「出演が決まった時には、これまでにないくらいうれしかったです。ドラマのタイトルがヒロインの名前というのは珍しいですし、プレッシャーも大きかったです。オクニョは何でもこなしてしまう多才な人なので、賢さと明るさ、アクションをどう見せていくかを考えました」と語った。
そんな彼女を支えたのが、チョン・ウンピョの存在だという。
チン・セヨンが「精神的に助けてもらった、本当のお父さんのような存在です。チョン・ウンピョさんと共演するシーンがあると、心が安定するようでした」と打ち明けると、チョン・ウンピョもにっこり。
真夏の炎天下でアクションをしなければいけなかったとき、チン・セヨンが「スイカを食べたいわ」と言ったら、翌日にチョン・ウンピョが用意していたという心温まるエピソードも明かされた。
一方、これに「待った」を掛けたのがパク・チュミだ。「(スイカの差し入れが)私にはなかった」と憤慨した。
チョン・ウンピョいわく「作品の世界に入り込んでいたので、パク・チュミさんはオクニョをいじめる嫌な人というイメージがずっとあったんです。だから、『なんでパク・チュミさんにスイカを送らなくてはいけないんだ!』と思ったのでしょうね(笑)」。
最後に「ことしの夏は贈りたいと思います」と添え、その場を収束させた。
「オクニョ 徹底ガイド」でも、そんな仲睦まじい3人のやりとりを楽しめること間違いないだろう。
なお、ドラマ本編は次回、6月25日(日)に第12話が放送される。
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