40代独身の筒見拓郎(眞島秀和)は、デザイン事務所「JIRO」で20年働く書籍デザイナー。最近は後輩の面倒を任されることも多くなり、デザイナーとしての自信を無くしかけるなど、「仕事も人生もこのままでいいのか…?」と漠然とした不安を抱えていた。
ある日、行きつけのバー「ちゃらんぽらん」で元バンド仲間・宇崎隆(黒田大輔)と飲んでいた拓郎は、白髪が生えていることを指摘され「もう立派なおじさん」とイジられる。さらに、バーのマスター(嶋田久作)からも「仕事、仕事ってやっていると、気づいたらおじいさんだぞ?」と言われてしまうのだった。
その夜、誰もいない暗い部屋に帰宅した拓郎の元に、SNSから「友達リクエストがあります」と通知が届く。差出人は、20年前に愛した大学の同級生・谷村安奈だった。突然の連絡に戸惑いを隠せない拓郎は、なかなかその申請を「許可」できずにいた。
高校の同級生・森田絵里(矢田亜希子)も心配する中、ついに拓郎は「許可」することを決意。すると、「今度の土曜日、会えませんか?」のメッセージが届く。約束の日、少しおしゃれをして待ち合わせの場所へ向かった拓郎は、制服姿の谷村くるみ(中田青渚)に声をかけられる。その顔は、高校時代の安奈と全く同じ顔で…。
さらにTVerでは、ドラマの放送開始に先がけて拓郎とくるみが出会う少し前の物語を描いた『#0 - Side A「アップルレモネード」』と、『#0 - Side B「ブラックコーヒー」』の2エピソードを独占公開中。くるみと悠(木全翔也)の見せる仲むつまじいやり取りが、今後物語とどう絡んでくるのか注目だ。
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