女優の松岡茉優が1月19日、都内にて開催された映画「スクロール」完成披露舞台あいさつに、北村匠海、中川大志、古川琴音、清水康彦監督と共に出席。中学生時代の北村の写真を保有していることを明かし、恥ずかしがる北村に対して「30歳くらいになったら許してくれるかもしれないから。そしたら一斉に放出します」と語る場面があった。
原作は橋爪駿輝が2017年に発表したデビュー小説「スクロール」。理想と現実のギャップに溺れながらも、社会そして自分と必死に向き合う若者たちのリアリティーあふれる青春群像劇で、実生活でも小学生からの友人である北村と中川のW主演作となっている。
この日のイベントでキャスト陣は、作品名にちなんだ「スクロールして見返したくなる写真」というお題でトークを展開。普段、携帯で写真を撮る習慣があまりないという北村は「さすがに思い出なさすぎるなと思って、今年から撮ろうと思っている」と語った。
対照的に多くの写真を携帯に残しているという松岡は「3万枚くらいある。北村さんの中学校1年の時のお写真もあります」と告白。北村は「まじでやめてくれ」と拒絶した。
松岡は「北村くんとは5回くらい(共演している)」と明かし、北村は「たぶん女優さんでいうと最多共演」とうなずく。松岡が「最初に出会ったのが、中学校1年生の北村。私が高校1年生かな」と言うと、北村は観客に対し「ずっと“北村”呼びなので気にしないでください」と補足し、「僕の知り合いで彼女だけです。“北村”呼びは」とも打ち明けた。
松岡は「かわいかった。それを本当にお見せしたい」と中学生時代の北村の写真を公開したがるが、北村は「やめてくださいよ」と拒否。
松岡が「寝顔もありますよ」と続け、中川が「後ほど映画の公式Twitterで…」と言いかけると、北村は「まずいです。『スクロール』関係なくなっちゃうから」と制する。ところが松岡は「(写真を)いつまでも持っていようと思います。30歳くらいになったら許してくれるかもしれないから。そしたら一斉に放出します」と宣言していた。
映画「スクロール」は、2月3日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。
◆取材・文=山田健史
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