眞島秀和演じる人生停滞期の哀愁漂う“おじさん”主人公が大人の共感を呼ぶ<しょうもない僕らの恋愛論>

2023/01/20 12:12 配信

ドラマ レビュー

眞島秀和“拓郎”と矢田亜希子“絵里”の大人の恋にも注目(C)原秀則/小学館/ytv

眞島秀和が主演を務める「しょうもない僕らの恋愛論」(毎週木曜夜11:59-0:54、日本テレビ系) の第1話が1月19日に放送。40代独身男が“やり残した過去”と向き合い、人生の“時”を進めていく物語がスタートした。(以下、ネタバレがあります)

不器用な男女が自分と向き合っていく

同ドラマは、原秀則の同名漫画が原作。人生の停滞期に入った筒見拓郎(眞島)と、純粋な17歳の少女・くるみ(中田青渚)、そして拓郎の高校の同級生・森田絵里(矢田亜希子)という、不器用な男女が織りなす等身大のヒューマンドラマとなる。

出演はほかに、JO1木全翔也橋本じゅん嶋田久作杉本哲太手塚理美ら。

拓郎に思いがけない人物からメッセージが届く

主人公の拓郎は、40代独身。デザイン事務所で20年働く書籍デザイナーだ。

ある日、20年前に愛した大学の同級生・谷村安奈からSNSで友達リクエストの申請がくる。突然の連絡に戸惑い、優柔不断さもあって1週間ほど放置していたが、意を決して「許可」すると、「会えませんか」のメッセージ。

約束の日、待ち合わせ場所に向かうと、かつての安奈と全く同じ顔の制服姿のくるみ(中田)に声をかけられる。

くるみは安奈の娘で、安奈は前月にがんで亡くなっていた。