ダイエットは「小さなゴールテープを切り続けるのが大事」女王が教える正しい腹筋とスクワット<最強の時間割>

毎日自分に問いかける「今日やれることを全部やったのか」

「最強の時間割 ~若者に本気で伝えたい授業~」に出演する櫻坂46の田村保乃(C)TVer


最後は安井が生徒たちからの質問に答えるお悩み相談の時間。ダイエットに興味がある大学生から「ぽっこりお腹を何とかしたい」というお悩みが早速飛び出す。なぜお腹がポッコリするかといえば、「姿勢が悪いから」と安井は言う。逆にいえば、姿勢を良くすれば、ぽっこりお腹が治るのだという。

「姿勢は胸の角度で決まる」と言う安井。大事なのは、しっかりと胸を開いた状態をキープすること。そのためには、先ほどのようなトレーニングでお腹や背中の筋肉を鍛える必要もあるが、普段から脇に力を入れ、胸の角度を上げるように意識するだけでも違うという。

普段からダイエットを意識しているが、すぐに心が挫けてしまうという櫻坂46武元唯衣からは「折れないモチベーションの作り方」について質問が。安井も30歳になるまでは、「何キロ痩せたい」「体脂肪率を何%まで落としたい」といったように数字の目標にとらわれ、なかなかダイエットがうまくいかなかったそう。そんな安井を変えてくれたのが、ビキニフィットネスとの出会いだった。ビキニフィットネスの大会で優勝したいという痩せた後の具体的な目標ができた途端に、ダイエットが成功したそうだ。

「最強の時間割 ~若者に本気で伝えたい授業~」に出演する櫻坂46の武元唯衣(C)TVer


ダイエットのためのダイエットは挫折につながる。そのため、普段から小さな目標を設定しておくのがいい。例えば、仕事で疲れてジムに行きたくない日は「とりあえずジムに行って、ストレッチだけやろう」と自分に言い聞かせる。そうして、「小さなゴールテープを切り続けるのが大事」だと安井は語った。

そんな安井が考える“かっこいい大人”とは、「今日を精一杯生きられる大人」。安井も毎日寝る前に「今日やれることを全部やったのか」と自分に問いかけ、「やった」と言い切れるように日々を生きているという。他人と比べるのではなく、昨日の自分よりも進化していることが大切。30歳を過ぎてからそのことに気づけたという安井は、最後に「20代でそれに気づけたらとんでもない人生が見えてくる。そのめくるめく人生を楽しんでほしい」とメッセージを送った。

■文/苫とり子