JO1・木全翔也が“成績優秀でしっかり者の高校生”をみずみずしい演技で魅せる<しょうもない僕らの恋愛論>

2023/01/27 12:21 配信

ドラマ 動画 レビュー

拓郎が過去を明かし、物語が動き始める

結局、悠が拓郎から聞き出す機会がなくなってしまったのだが、悠は「突然連絡しなくなるような薄情なタイプではなさそうだった」と語り、くるみはその言葉にも背中を押されるように、もう一度、拓郎に「会って話をしたい」と連絡した。

くるみが指定した場所は、かつて母・安奈と拓郎が通った大学。そこで拓郎は、過去を打ち明けた。くるみの母と約束していた場所に向かっていたときに、自身の父親が倒れたと連絡が入り、病院へ。命は助かったが、麻痺が残って仕事ができなくなり、家業を兄が継ぐことに。拓郎も家業の借金のサポートのため大学を中退したのだった。それを安奈に言えなかったのは「恥ずかしかったんだと思う」と振り返った。

「ダサいよなぁ」とつぶやく拓郎に、くるみは「ダサいっていうか、別に恥ずかしがることじゃないと思いますけど。お母さんも同じこと思うだろうな。負い目に感じることなんてないでしょ、って」と告げた。

物語が動き始めた第2話。大人の主人公を主軸にした物語のなかで、影響を与える存在のくるみをポイント、ポイントで支える悠も欠かせない存在として注目していきたい。

◆文=ザテレビジョンドラマ部