北村匠海×中川大志がW主演の“絶望を抱きしめる希望の物語”、映画「スクロール」本編映像が解禁

北村匠海、中川大志のW主演で映画化され、2月3日(金)に全国公開する映画「スクロール」の本編映像と登場する4人のキャラクターポスターが公開された。

何かを心に抱えながらも生きる現代の若者の姿を表現、映画「スクロール」

原作は、橋爪駿輝が2017年に発表したデビュー小説「スクロール」。理想と現実のギャップに溺れながらも、社会、そして自分と必死に向き合う若者たちの姿を描き、鈍色の青春を駆ける若者たちのリアリティー溢れる青春群像劇。“生きること”そして“愛すること”をエモーショナルに表現し、光が射す明日を強く感じさせるストーリーとなっている。

北村匠海が演じる“僕”は、こんな世の中から消えてしまいたいと日々SNSにつづっていたが、「誰かのためにできることがあると知った。」と光を見出していく。中川大志が演じるユウスケは、「生きてる意味とか、わかんないんだよね。」と、“僕”とは対照的に楽しければそれでいいと刹那的に生きていた。

松岡茉優が演じる菜穂は、結婚が心を満たしてくれると信じ「わたし、幸せになれるかな。」と先の見えない未来に不安を抱えていた。古川琴音が演じる“私”は、自分らしく生きたいと、「いつ死ぬかわかんないしね、やりたいことやっておかないと。」と今を強く生きていた。

本編映像＆キャラクター別ポスターが公開

公開された本編映像では、悩みや葛藤を抱えながら交差する若者たちが映し出される。

“僕”と“私”のシーンでは、“私”が自分のやりたかったことを選び会社を辞めることを、同僚の“僕”に告げる。夢を追いかける“私”とは対照的に、この社会に希望を持っていなかった“僕”は「人間、いつ死ぬかわかんないしね。やりたいことやっておかないと」という言葉に思わず足を止める。青春時代の疾走感、やるせなさ、高揚感、希望に満ちあふれた５編の短編が微妙にリンクをしながら進んでいく。

さらに、“僕”、ユウスケ、菜穂、“私”、4人のキャラクター別ポスターが公開された。それぞれのキャラクターの悩みや思いを表現したせりふは、現代社会を生きる若者の気持ちを代弁しているかのようで、ぐさっと心につき刺さる。4人4様の表情が印象的なビジュアルにも注目だ。