「Get Ready!」日向亘、「人見知りしない」天真爛漫な素顔を語る

日曜劇場「Get Ready!」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)に闇医者チームの若き天才ハッカー・白瀬として出演中の日向亘。コミュニケーションが苦手な白瀬を演じる日向自身は、実は天真爛漫で「自分から話しかけに行くタイプ」だという。ドラマの見どころと白瀬を演じるうえでの難しさやこだわりを語ってもらった。

「白瀬って外の空気を吸ったらどうなるんだろう」って考えました

──昨日(2月4日)はドラマ「Get Ready!」の第5話が放送されました。5話では「クローバー」が初登場しましたね。クローバーの正体は町工場「石川精機工業」の職人・石川智明(小林勝也)でした。

エース(妻夫木聡)と付き合いの長いクローバーに、白瀬がエースとジョーカーの過去を聞きました。白瀬って本当に視聴者目線ですよね、闇医者チームメンバーのことを何も知らないから(笑)。

──おかげで視聴者は知りたいことを知ることができて助かっています。

よかったです(笑)。そうそう、5話では初めて一人で外に出たんです。白瀬として外を歩くのが初めての経験だったので、「白瀬って外の空気を吸ったらどうなるんだろう」「外ではどんな歩き方をするんだろう」、そんなことも考えながら撮影をしました。

あと一番悩んだのは、クローバーとの距離感。というのも、白瀬はもともと人とコミュニケーションを取るのが苦手で、人と目を合わせることができない人物。だから第1話の冒頭はエースやクイーンとも目を合わせられていないんですよ。

でも物語が進むにつれて、メンバーたちには心を開いて少しずつ目を見て話ができるようになってきて。「じゃあクローバーとは？」というところで、悩みました。そこのさじ加減は難しかったですね。

監督とも相談して、最終的にはクローバーともほかのメンバーと同じくらい目を合わせて話をしています。

──言われてみると、確かに白瀬の話すときの顔の角度がだんだん上がってきていますよね。最初は完全に下を向いて話をしていましたが、だんだん顔を上げて周りを見ながら話をしている。

気付いてもらえていたらうれしいです。最終回を見たあとにまた1話を見たら「あ、白瀬って最初はこんな感じだったんだ」って思ってもらえるようにしようというのは最初から考えていたので。だからこそ、5話ではクローバーとの距離感も大切にしました。

「僕自身は、自分から話しかけたいタイプ！」

──ちなみに、日向さんご自身は、初対面の人とはすぐに仲良くなれるタイプですか？

なれます！　基本的に人見知りをしないので。でも相手が人見知りだと僕も人見知りしちゃうんですよね。意外と“気にしい”なので「距離詰めすぎて嫌がられたらどうしよう」とかは考えちゃうんです。でも基本的には自分から話しかけにいけるタイプです。

──では、人付き合いをする上で大切にしていることはありますか？

人としての信頼を得られるようにというのは大切にしています。プライベートでの遊びの約束でも、お仕事でもそうですが、ドタキャンを繰り返していたらだんだん信頼されなくなりますよね。

僕もドタキャンを何度もされるのは嫌なので、自分がされて嫌なことは絶対にしないようにというのは思っています。時間を守るとか、お仕事だったら期日を守るとか、そういうところから大切にしています。

──最後に、2月12日(日)放送の第6話の見どころを教えてください。

「なぜ毎週出てくるのか」「闇医者チームと何かしらの関係があるんじゃないか」と視聴者の皆さんからからもさまざまな憶測が上がっている女子高生・嶋崎水面ちゃん(當真あみ)。確かに、寂しそうな表情をしていますよね。そんな水面ちゃんがどんな悩みを抱えているのかが明らかになります。そこに僕たち闇医者チームがどう関わっていくのか。楽しんでいただけたらうれしいです。