小説投稿サイト「エブリスタ」で人気を博し、電子コミック配信サービス「めちゃコミック」でコミカライズもされた、累計100万DLを突破した話題作「悪魔はそこに居る」が、Paraviオリジナルドラマとしてドラマ化されることが決定した。主演は、吉谷彩子と石井杏奈の2人が務め、2023年2月より動画配信サービス「Paravi」にて独占配信される。この度、主演を務める吉谷彩子と石井杏奈、原作者の清水セイカらからインタビューコメントが届いた。
主人公の今西詩と九条美園は、いとこ同士で子どもの頃から一緒に育ってきた。美園は、外見だけでなく中身も「かわいい」という言葉がぴったりで、ちょっとわがままだが甘え上手。一方、詩は居酒屋でアルバイトをしながら、フリーライターを目指す努力家だが、意地っ張りで素直に感情を表すことが苦手。そんな詩は「美園みたいになれたらどんなに楽しいだろう…」と何度も心の中で願っていた。都内のマンションで同居している2人は、性格は対照的だが、家族でもあり、親友のような存在。
そんなある日、詩は美園の裏の顔を知る。美園は巧妙な嘘をついて周囲の心を操り、詩の家族、友人、恋人までをも奪っていた。家族であり親友だったはずの美園は、天使の顔をした、悪魔だったのだ――。絶望した詩は、美園への復讐を誓う。だが一方で、美園には幼少期から詩を恨む理由があり…。
幼いころから互いへの羨望と嫉妬を抱き続けてきた真逆のタイプの2人が繰り広げる愛憎のサスペンス。果たして詩は、恋を、そして人生を取り戻すことができるのか。
不器用で無口な今西詩を演じるのは、吉谷彩子。子役時代からの長い芸歴を持つ吉谷は、日曜劇場「陸王」(2017年10月-12月、TBS系)や「グランメゾン東京」(2019年10月-12月、TBS系)などの人気ドラマやCMなどに出演。「ハルとアオのお弁当箱」(2020年10月-12月、BSテレ東)で連続ドラマ初主演を果たし、NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)では、ヒロインの先輩役を熱演した。そんな彼女が、家族であり親友でもある美園の裏切りで心をえぐられる詩の感情と、人生を取り戻すためにもがく奮闘ぶりを演じる。
サイコパスな顔を隠しながら、誰もから愛されるキャラクターの仮面をかぶる九条美園役を演じるのは石井杏奈。「私立バカレア高校」(2012年4月-7月、日本テレビ)で女優デビューを果たした石井は、2015年に映画「ソロモンの偽証」と「ガールズ・ステップ」の演技で、第58回ブルーリボン賞新人賞を受賞。2022年はNHKみんなのうた「リトル×ゾンビガール」でミュージカルに初挑戦したほか、Netflixオリジナルシリーズ「金魚妻」やCMなどにも出演し、活躍の幅を広げている。そんな石井が、初の悪女役に挑戦する。
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