眞栄田郷敦“壱成”、横浜流星“ゆりゆり”…バレンタインをホットにする“年下イケメン×恋愛ドラマ”5作

深田演じるアラサー塾講師・春見順子が、いとこでエリート商社マンの八雲雅志(永山絢斗)、元ヤンでかつての同級生・山下一真(中村倫也)、そして教え子の不良高校生・由利匡平(横浜)の間で揺れ動くストーリー。

中でも“ゆりゆり”こと匡平と順子の恋模様が注目を浴び、順子に舌をぺろりと見せる“舌ペロ”や40秒間もの長いハグ、「ご褒美ください」と甘えるシーン、恋のライバル・山下に「引っ込んでろ！(順子は)俺んだよ！」とタンカを切るシーンなど、名場面が次々と誕生した。年下男子との恋愛で憧れるシーンはすべて網羅されたと言ってもいいキュンの詰め合わせのような作品だ。

なお、横浜は同作の2年後にTBS系で放送された「着飾る恋には理由があって」では川口春奈演じる主人公とひとつ屋根の下で暮らす“ミニマリスト男”のシェフを体現。“うちキュン”ラブストーリーとして話題になった本作も2022年11月からディズニープラスで配信中だ。

杉野遥亮×硬派ヤンキー「恋です！」

色と光がぼんやり分かる程度の弱視の盲学校生・ユキコ(杉咲花)と、ユキコに恋するヤンキー・森生(杉野遥亮)が織りなす「恋です！～ヤンキー君と白杖ガール～」(Huluで配信中)も、年下イケメンの魅力がたまらない作品だ。

初めは視覚障害にまつわる知識がゼロだった森生は、偶然出会ったユキコに急激に引かれ、同時に視覚障害にも関心を寄せていく。まず、その素直さが年下男子らしくて胸キュンモノだ。素直な森生はユキコに誤解されて傷ついた表情を見せたり、一生懸命に森生について話すユキコに打たれて泣きじゃくる姿もたまらない。

中盤では、付き合い始めた2人のラブラブなデートシーンも話題になった。たこ焼きにちょんちょんと唇をつけるユキコを見ながら「あ～！たこ焼きになりてぇ！」と心の中で悶絶していた森生が、自然に盛り上がったムードの中、ヤキモチを妬くユキコにふわりと優しくキス。ディズニープラスで1月から配信中の「妻、小学生になる。」でも硬派なイケメンを演じる杉野が、ギャップの魅力で注目を集めた。

高橋文哉×素直になれないアイドル「君の花になる」

ParaviおよびNetflixで配信中の「君の花になる」は、ボーイズアイドルと寮母という異色の取り合わせ。「最愛」(ディズニープラスで配信中)の熱演で脚光を浴びた高橋文哉が演じる“8LOOM(ブルーム)”のメンバー・弾が人間として大きく成長し、自分でも気付いていなかった思いを自覚する過程が視聴者の共感を集めた。