宇垣美里、キスシーンも披露 フリー転身4年で女優としても注目度アップ<あなたは私におとされたい>

2023/02/16 07:10 配信

ドラマ コラム

2021年から本格的に演技に挑戦し次々にドラマ出演


本作で結婚しても仕事に生きる”相澤夏菜”を演じる宇垣は、夫・直也の不倫を疑い、部下の皆木にアプローチされる”夏菜”の心の揺れを見事に演じている。そんな宇垣は2014年4月から2019年3月までTBSに在籍し、アナウンサーとして活躍。局アナ時代から週刊誌でコラムを連載したりドラマに出演したり多才な一面を見せていた。2019年4月からフリーに転身し、2021年には本格的に女優デビューを果たす。

宇垣が本格的に演技初挑戦したのは、中島健人小芝風花がW主演した「彼女はキレイだった」(2021年、フジテレビ系)。美容を専門にする編集者・須田絵里花役で、ちょっといじわるで玉の輿を狙う肉食女子キャラを演じた。続いて黒木華主演の「ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○」(2022年、フジテレビ系)に出演。ワイドショー番組をしきる女性アナウンサー役で、本職を活かし常に冷静に番組進行をサポートする役を好演。

元局アナだということを忘れてしまうほど演技に魅了

さらに吉川愛主演の「明日、私は誰かのカノジョ」(2022年、TBS系)では、“レンタル彼女”として働き、美の追求が強く整形を繰り返す30代女子“彩”を演じた。役のために、髪もバッサリ切るほど役に入り込み、主演の吉川から「演技が自然体でリアルすぎ」と驚かれるほどだった。さらに渡邊圭祐主演の「チェイサーゲーム」(2022年、テレビ東京系)では、やり手で小悪魔かつ面倒見のいい桐澤美園役を楽しく演じられたとコメント。

次々とクセの強い役を演じてきた宇垣は、本作ではバリキャリウーマンを熱演。長く連れ添った夫だからこそ見せてしまう本音や新入社員に接する厳しい姿とは一転、皆木のアプローチに心を開き恋する乙女の顔になる“夏菜”を演じる宇垣を見ていると、元局アナだということを忘れてしまうほど魅了される。女優として注目度もアップしてきた宇垣が、今後も演技を通し“違う人生”を楽しんでいく姿から目が離せない。

本作は2月16日(木)に最終話を迎える。2月9日に放送された第6話の最後には、宇垣演じる“夏菜”が鶴島“ノア”を呼び出したシーンで終わった。夏菜とノアの対峙によって、村井“直也”と鶴島“ノア”、宇垣“夏菜”と佐藤“皆木”の関係はどうなっていくのか、最後までハラドキな展開になりそうだ。

◆文=ザテレビジョンドラマ部