北村匠海、木村拓哉“風間”のバディ役で2年ぶりに共演「全てがプロフェッショナルだなと思いました」<風間公親-教場0->

2023/02/20 13:29 配信

ドラマ

木村拓哉“風間”のバディ、遠野章宏役を演じる北村匠海(C)フジテレビ

木村拓哉主演で、2020年と2021年に新春SPドラマとして放送された「教場」シリーズが、4月期の月9枠で連続ドラマ「風間公親-教場0-」(毎週月曜夜9:00-9:54放送予定、フジテレビ系)として放送される。同ドラマに、刑事指導官・風間公親(木村拓哉)とバディを組む新人刑事・遠野章宏(とおの・あきひろ)役で、北村匠海が出演することが決定した。

北村匠海が、刑事時代の木村拓哉“風間”のバディに


教場II」(2021年)のラストシーンでは、突然、風間の刑事時代のシーンが流れた。そのとき、刑事時代の風間とバディを組んで、事件を捜査していた人物が北村演じる遠野だった。その捜査中、土砂降りのビルの屋上で遠野は追っていた犯人に襲われ、遠野をかばった風間は千枚通しで右目を刺される。風間の刑事時代を描く今作では、風間と遠野がバディを組んで事件を捜査していく中で、その“雨の屋上での惨劇”がなぜ生まれたのかが描かれる。「教場」シリーズでの“義眼の風間教官”が誕生したきっかけであり、「教場」シリーズ最大の謎である“風間を襲った犯人およびその真相”が、明らかになる。

なお、北村のフジテレビ連続ドラマおよび月9ドラマ出演は「ミステリと言う勿れ」(2022年)以来、主演の木村との共演は「教場II」(2021年)以来2年ぶりとなる。

シリーズ最大の謎、“風間を襲った犯人およびその真相”に迫る


今作は、「教場」(2020年)、「教場II」(2021年)で風間が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代が描かれる。そこは「風間道場」と呼ばれ、キャリアの浅い若手刑事が突然、刑事指導官・風間公親とバディを組まされ、実際の殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学ばせる育成システムとなっていた。

北村が演じるのは、新人刑事・遠野章宏。警察学校時代の成績も優秀で、学校長自慢の生徒であった遠野は、校長直々の推薦で交番勤務から捜査一課の「風間道場」へと入ることに。子どもの頃から警察官になることを夢見ていた遠野は、その強い気持ちを持ち続け、ついに念願の刑事としての第一歩を踏み出せたことに喜びを感じ、指導官の風間に対しても屈託のない笑顔で話しかける。成績優秀な遠野は事件現場でも率先して動き、自分で考え、捜査をしていく。

刑事としての基礎体力は劣るが、新人刑事とは思えないほど、的確な捜査方法で事件の答えへと近づいていく遠野の明せきな頭脳にまわりの刑事は驚き、風間も「いい腕をもっている」と認めながらも、「君には欠けているものがある」と告げる。自分に何が欠けているのか理解できない遠野だったが、風間と向き合う時間の中で、気づかされていく。そして、「教場II」のラストシーンで描かれた、“雨の屋上での惨劇”がやってくるのだった。土砂降りの夜、風間と遠野が追っていた犯人に襲われ、遠野は重傷、風間は犯人に千枚通しで右目を刺される。雨の中、血まみれの風間が「死ぬな!」と遠野の名を叫ぶ。

刑事時代の風間が後輩刑事たちと担当する事件を経て、点と点が結びつき、「風間教場」の先へとつながる線となっていく。そして物語が終盤にさしかかるにつれ、風間がいかにして“教官”風間公親に変貌を遂げたのかが明らかとなる。

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