――出演オファーを受けたときの率直なお気持ちを教えてください。
プロデューサーさんや脚本家の大石さんから、とても気持ちある熱意をもってお誘いいただき、それはもう俳優としてうれしい限りでございました。が、脚本を読んで「大石さぁーん、そんなストーリーにしないでぇ、俺出さないでぇ、やめてあげてぇ、俺でなければすてきな美しい世界なのだからぁ」と(笑)。
――吉高由里子さんとの共演についてはいかがですか?
ご一緒するのは7年ぶり? もっとかな? とても久々でした。でも、久々とは思えないくらいのよい距離感で世間話をした後の撮影で、「もうヤダ、ほんとにヤダ」と吉高さん。私は少しだけ成長して、しっかり嫌われてあげられる俳優になってあげられているのかもしれません。
――第6話ラストから第7話にかけ、ついに鈴と正面から対峙(たいじ)します。伴という役、そして撮影をしてみての感想をお願いします。
もはや吉高さんの感想をドラマの全撮影が終わってから聞きたいな、という感想です。申し訳ねぇな、けどやり切らんとな、と。
――第6話ラストで顔が出るまで、伴の役が誰なのか、ネットでは考察が飛び交っていました。
声だけで「もしかして? ムロ?」と思ってくれた方がいたみたいで、うふっとも思えましたが、後に恨まれるだろうな、と。はい。とあるすてきな俳優さんのお名前を挙げている方もいたと聞いて、その方たちに「すまん俺だ、俺ですまん」とも思いました。
――視聴者の皆さんに見どころやメッセージをお願いします。
皆さん、お邪魔します。本当にお邪魔します。私を嫌い、恨み、憎んで、そして他の登場人物の方たちを思いっきり愛してくだされば、と思います。
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