テレビ東京系ほかで毎週木曜に放送中の「和風総本家」が10月より“10周年イヤー”に突入する。
'08年にスタートした同番組は「日本っていいな。」のキャッチコピーで、日本を支える職人たちの技術や、海外から見た日本を紹介するバラエティー。番組マスコット犬の豆助も番組人気に大きな貢献をしながら“日本の魅力を再発見する”番組の先駆けとしてファンを獲得してきた。
そんな番組で進行役を務める増田和也アナウンサーにインタビューを敢行。10周年へ向けた意気込みや、これまでの思い出、また視聴者へのメッセージを語ってくれた。
――10月から「和風総本家」が10周年に突入します。
ありがたいですね。まずこの日を迎えることを誰が想像できたでしょうか、というのが正直な思いです。それは10年ずっと番組に出演されている萬田久子さんも、東貴博さんも、今は亡き地井武男さんも、スタッフも、誰も思っていなかったんじゃないかなあと。
これはひとえに、番組作りの丁寧さによることだと思うんです。取材させていただいている職人さんあっての番組ですが、やはり制作スタッフの熱意が職人さんやお茶の間に届いているからこそ、番組が続いているんじゃないかなあと。
――そんな10年間の中で、印象に残っていることを教えていただきたいです。
本当にいろいろありましたね。一介のアナウンサーがこんな立場で10年も進行役をさせていただいて…。
この番組は出演陣がスタッフをすごく大切にしているんですよ。まだ地井さんがご存命の時に、食事の席で若いADさんの前で、一人一人の名前を呼びながら「君たちのおかげで今年も乗り切った」とねぎらいの言葉を掛けられていたことがあったんです。その時に、番組の強い結束力を感じましたね。
私自身としては、収録のたびに葛藤の連続でしたね。東さんと萬田さん、お二人にいつも助けられてます。26歳から番組を担当しているんですが、今思えば昔は怖いもの知らずでしたね。大御所の方ともやりとりして…恐ろしい26歳だったと思います。
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