染谷将太が、4月にスタートする木村拓哉主演ドラマ「風間公親-教場0-」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)に出演することが決定した。染谷は、月9ドラマ初出演で、木村と初共演となる。
同ドラマは、「教場」「教場II」で風間が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代を描く。そこは“風間道場”と呼ばれ、キャリアの浅い若手刑事が突然、刑事指導官・風間公親とバディを組まされ、実際の殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学ばせる育成システムとなっている。
染谷が演じるのは、新人刑事・中込兼児(なかごめ・けんじ)。“風間道場”にくる前は、所轄署の強行犯係で刑事をしていた中込は、被疑者に対して平手打ちをするなどの暴力や素行の悪さが原因となり、県警捜査一課の“風間道場”への異動を命じられる。常にイライラしており、捜査現場でたばこを吸うなど態度が悪い中込はまわりの警官に対しても威圧的な態度を取る。その態度は風間に対しても変わらず、風間からの質問に対しての生意気な態度や返事、さらには舌打ちまでする始末。まわりの刑事が中込を注意する中、風間は「かまわん、礼儀は問わない」と中込に対してあくまで刑事としての能力を問う。
刑事としての熱意や野心が感じられない中込は妻と母との3人暮らし。若年性認知症の母はご飯を食べたことも忘れ、息子のことも忘れている。そんな母を妻と介護するも、疲弊してしまい、そのストレスのせいか仕事中も常にイライラしているのだった。やがて、中込は風間に家庭で抱えている問題、所轄署時代に行ってきた問題行動について調べ上げられるが、中込の抱えていた闇はそれだけではなく、心の奥深くに追いやっていた過去のトラウマを風間に見抜かれてしまう。
刑事時代の風間が後輩刑事らと担当する事件を経て、点と点が結びつき、“風間道場”の先へとつながる線となっていく。そして、物語が終盤になるにつれ風間がいかにして“教官”風間公親に変貌を遂げたのか明らかになる。
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