――今回の舞台の見どころを教えてください。
皆さんの目の前で錬金術や、バトルアクションが生で繰り広げられます。殺陣の稽古を見ていましたが、今まではあまり本格的な殺陣シーンを見たことがなかったので、迫力に驚きました。こんなすごい技が軽々とできちゃうんだ、とか…。これだけでも見る価値があるなと思いました。錬金術もどういうふうに表現するのかなってドキドキしているんですけど、きっと見応えのあるものに仕上がると思うので、楽しみにしていただきたいと思います。
自分の役としては、せりふ一つ一つに自分の使命とか、魂とか、そういうものを込めて言葉を発するようにしています。衣装は特徴的な格好で(笑)、つなぎを腰に巻いて出て行くと思うので、ファンの皆さんは楽しみにしてもらえたらうれしいです。
――男性中心の舞台に入るというのは?
初めてですね。今までは(AKB48の)メンバーと一緒に作り上げたり、劇団の中に入っていても女性が多かったです。今回は、他にも女性の方はいますが、多くの男性の中でポツンといるような感覚なので、ずっと「どうしよう、どうしよう」みたいな感じにはなっています(笑)。でも、お芝居となったら“負けないぞ精神”でやっているので、(キャストの)皆さんとコミュニケーションを取って頑張っています。
――演じるウィンリィ・ロックベルの印象は?
ビジュアルはすごくかわいいんです。でも、そのかわいさ以上に、他のキャラクターたちに負けない芯がある子だなって。主人公のエドとアルを支える強さを持っています。あと根性がめちゃくちゃあるなという印象もあります。
――「ちょっとじゃじゃ馬気質だけど優しくて思いやりのある女性」ということで、岡部さんに似ているかなと思いました。
じゃじゃ馬のところですか?(笑) でも、ファンの方にも「合っているね」と言われたので、その強いっていうところが私とリンクしているんですかね。
――AKB48メンバーへの気遣いや思いやりなど、そういう優しさもあるじゃないですか。
うれしいです(笑)。でも、そんなに(自分と)かけ離れているようには感じなくて、やりやすい役なのかなって。自分で持っているものは曲げないというところは一緒かなと思いますし。今までは自分よりも年下で子供の役とか、人を殴る蹴るする役とかだったので…エドに対しては若干そういうところはあるかもですけど、今まで演じてきた中では一番近づきやすいところにいるのかなと感じています。
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