映画「シン・仮面ライダー」の完成を記念したプレミア上映レッドカーペット／フォトコールが3月12日に都内で開催され、同作に出演する池松壮亮、浜辺美波、柄本佑、西野七瀬、塚本晋也、手塚とおるがフォーマルな衣装に身を包んで登場。仮面ライダーのキーアイテム・赤いマフラーを意識した、“赤”をワンポイントに入れた装いで、レッドカーペットを歩いた。
同作は、庵野秀明が脚本・監督を務める、現代を舞台に新たな「仮面ライダー」の物語をつづった特撮映画。1970年代に放送された過去作と同じ撮影場所や撮影方法を選ぶなど、最新技術とノスタルジーの融合を意識した作りになっている。
主人公・本郷猛／仮面ライダー役の池松は「1週間前に無事に映画が完成しました。1週間後に無事に公開できそうです」とギリギリのスケジュールで完成したことに、安堵(あんど)の表情。さらに「本当に長い道のりで僕も完成版は昨日ようやく見ることができました。すごいものが映っているので、待っていてくれた方や気になっている方は、いろいろなサプライズもありますし、あと1週間を楽しみにしていてください」と呼び掛けた。
ヒロイン・緑川ルリ子を演じる浜辺は「私も一足先に試写を見せていただいたんですけど、こんなに初号試写で声が出たことは初めてでした。どのシーンも台本を読んでいるはずなのに驚きの声を抑えきれなくて」と興奮した様子で、「公開が近付いているので、ドキドキする今この瞬間を楽しみたいと思います」と心境を明かした。
また、一文字隼人／仮面ライダー第2号役の柄本は「庵野監督の作品に出させてもらえるとは思っていませんでした。仮面ライダーという題材でしかも第2号という大きな役割にお声をかけていただけたことは光栄なことです。一足先に見せていただきましたが、エンドロールに自分の名前が入っていたことがすごくうれしかったです」と喜びを語った。
なお、「シン・仮面ライダー」は3月17日(金)夜6時より全国最速公開(一部劇場を除く)、翌18日(土)に全国公開される。
◆取材・文・撮影＝永川政子