<大病院占拠>最終話で“鬼”の目に涙…櫻井翔“武蔵”と菊池風磨“青鬼”が迫力の最終決戦

2023/03/20 19:07 配信

ドラマ レビュー

「大病院占拠」最終話より(C)日テレ

櫻井翔が主演を務める土曜ドラマ「大病院占拠」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系)の第10話が3月18日に放送された。鬼の集団「百鬼夜行」によって突如、占拠された病院を舞台に、捜査官の武蔵(櫻井翔)が人質を救っていくというストーリーが終結した。リーダーである青鬼の耕一(菊池風磨)が事件のすべての謎と、武蔵への思いを涙ながらに語り、視聴者の心も揺さぶるラストとなった。(以下、ネタバレが含まれます)

青鬼の耕一が鬼になった瞬間


同作が描いてきたのは、全編完全オリジナルの“タイムリミット・バトル・サスペンス”。鬼たちをそれぞれに苦しめた「P2計画」の謎が明らかになり、耕一は「百鬼夜行ちゃんねる」の視聴者に究極の選択を問うた。知事の長門(筒井真理子)と自分の命を天びんにかけ、「愛する人の命を優先する」自分の正義と、「1億2000万人の命を優先する」長門の正義はどちらが正しいのか国民にアンケートで尋ねたのだ。

耕一が人間の心を捨てて、鬼へと変貌した瞬間が回想シーンで描かれた。「P2計画」に利用され冷凍保存されていた琴音(上西星来)と耕一には、幼いころから赤鬼の美作(忍成修吾)、黒鬼のみさき(ベッキー)と共に養父の元で育ち家族同然のきずながあった。相模(白洲迅)との子を妊娠していると分かり、嬉し涙を流す耕一の姿も流れたが、月日は流れ、「今日からおれ、私は大和耕一という人間を捨てます。鬼になるんです」敬語で話し始めたときには冷酷な顔つきへと変わっていた。

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