お仕事をいただいて、ありがとうございます(笑)。脚本の福田靖さんには映画「HERO」(2007年)でもお世話になりましたけど、堅実で破綻しない物語を書くお方だな、というイメージがあります。
今回は桐谷健太くんが主演で少しコメディー寄りの話なので、どんな作品になるか、ちょっと楽しみです。おいらは脚本に書かれたせりふを監督の思う通りに言うことが俳優の仕事だと思っているので、役作りもしませんし、現時点では江戸がどんなふうになるか全然分かりません(笑)。ただ、出演するメンツも楽しそうなので、ワクワクしています。
桐谷くんとはこれまでも何度か共演しているのですが、いいヤツです。ただ、地下鉄のホームで会ったときに、大声で名前を呼ぶな!っていう(笑)。今回はそんな普段から仲のいい桐谷くんをはじめ、以前から知っている人たちが結構多いので安心感がある一方、初めて会う人たちがどんなお仕事をされるのかも楽しみです。
今回は意外にも結構若いチームなので、エネルギーがあって、皆さんも楽しめる作品になると思います。年を取っているおいらはなるべく動かず(笑)、参加したいと思います。
今回は群像劇で登場人物も多いですが、各キャラクターはしっかり立っています。
そんな中で、僕が演じる牛島は30代にして署長になった、相当デキる男。いろんなことに対して必死すぎたり、真面目すぎるところが、結果的にクスッと笑えるような男になればと思っています。脚本の福田靖さんが牛島のキャラクターをすごく分かりやすく丁寧に描いてくださっているので、演じるのがとても楽しみです。
ゆくゆくは牛島メインの回もあるのですが、彼がいかに真面目な人生を送ってきたかが垣間見えるので、視聴者の皆さんにもぜひ期待していただきたいです。
主演の桐谷健太さんとは初共演。明るく前向きなエネルギーを持った桐谷さんと一緒にお芝居をすることが、今から楽しみです。桐谷さんが豪太を演じているのを想像しただけでもかなり面白いので(笑)、実際に目の前でそのエネルギーを感じたいです。
そして、古田新太さん演じる江戸係長とのやり取りも、他とは少し違うシーンになっているので、お互いの個性を存分に見せ合いながら絡んでいきたいです。
この作品は奥行きのあるドラマ。刑事と検事、判事…それぞれ考えていることも全然違いますし、いろんな角度から楽しめると思います。実力のある豪華キャスト陣の中に混ざって、一緒に作品を作れることにワクワクしています。本当に面白い作品になると思うので、ぜひ皆さん、ご覧ください。
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