既読がつかないまま、すれ違う空豆と音。「初めて会った交差点で」と、勘を働かせ合う2人は、博多中央駅の交差点で再会を果たすことができた。歩道橋の上から「空豆!」と叫び、
「俺さ、紅白に出たらまた空豆に会えると思って頑張った。それであんな風に出会うなんて運命だって信じてた。バカみたいかもしんないけど、あんな風に同じ曲、同じ日に同じ場所で聴いてるなんて」と告白を始めた音は「好きだった。好きだ! 今も」と思いを吐き出した。
空豆は、赤信号を待ちきれないくらい程に走って近付き、抱き合った。「紅白の衣装作って」、「好きだよ。俺と付き合って」と言う音に、空豆は「今さらやなか」と笑いながらキスをした。ピョンとジャンプをしてしがみつき、音は空豆を抱っこする形に。空豆は「もう離れんで。離れん」と再びキスをした。
「もう一回」とキスをせがむ空豆の愛らしいことといったらなかった。そこから紅白の衣装を作って、それを着てステージに出ていく姿が描かれ、ラストシーンは縁側でほっこり、同じイヤホンで同じ曲を聴く2人の日常が戻った様子で幕を閉じた。
運命的に出会った2人だが、恋はなかなか始まらず。このまま別れてしまう気配すらあったが、最終的に思いは通じて幸せな未来を歩んでいくのだろう。視聴者はSNSで「“もう1回”のキスはやばいでしょ」「空豆と音にはずっと笑っていてほしい」「夢も恋もうまくいったね、最高のラスト」「かわいい2人をまだ見ていたかったな、ロスかも」と、ドラマ終了を惜しむ声もあった。
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