東京ビッグサイトで開催された世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2023」に、動画配信サービス・DMM TVがブース出展。3月25日・26日の2日間にわたり様々なステージイベントを実施し、多くの観衆を集めた。DMM TVでは独占配信番組も数多く、2日目にはその中から春の注目アニメ「Opus.COLORs」、配信中のオリジナルアニメ「LUPIN ZERO」、人気声優番組の初コラボ「下下紘輝×自称声優」のスペシャルステージが実施された。
4月6日(木)深夜0:00よりTOKYO MX、BSイレブンにて放送がスタートするオリジナルアニメ「Opus.COLORs」。対象者の感覚にダイレクトに影響を与える没入型デジタル絵画“パーセプションアート”をテーマにした青春群像劇で、主人公の月見里和哉と幼馴染の多岐瀬響を中心に、“アーティスト”とプロデュース担当の“グレーダー”との様々な人間模様が描かれていく。注目のステージには月見里和哉役の内田雄馬、多岐瀬響役の逢坂良太、斑鳩杏寿役の八代拓、榊知陽役の古川慎が登壇し、作品の魅力がたっぷりと語られた。
まずはオープニング映像の上映で観客を「Opus.COLORs」の世界に引き込むと、MCからの質問コーナーに。それぞれが作品の魅力やアフレコエピソードなどを語っていく中、特に本作の重要キーワード“パーセプションアート”については、「空間に浮かぶアート。空間に浮かぶMVを観ているような感覚」と逢坂が説明。各キャラクターの立ち位置については「 アーティストとグレーダーがペアを組み、才能の相性が良くても性格の相性が合うとは限らない。ペアになっている2人の関係にも注目して楽しんでほしい」と八代がアピールする。
続けて演じるキャラクターに質問が向けられると、内田は月見里について「意外に前に行けない性格なんですよ。主人公なのにぶち抜けていくだけじゃないのが面白いところで、成長の幅、これからが楽しみなキャラクター」と印象を語り、彼の幼馴染・多岐瀬を演じる逢坂は、アフレコ時に「冷たくなりすぎないように」と指示があったことを明かす。多岐瀬はなぜか月見山から距離を置くようになったらしいが、「嫌いというより、仲良くなりたいと心の底で思っているかもしれないけど、それを出さないように必死に隠している。これがどうほぐれていくのか?」と、2人の関係に注目する。
一方、八代は斑鳩について、「気持ちを言葉で表現するのが得意ではない。だからパーセプションアートで表現する。胃痛持ちのキャラクターなので、優しく見守ってほしいです」とお願いし、会場を笑わせる。そして古川が演じる榊は、「見た目ほぼホスト」と言い切る容姿のキャラクターだ。アーティストを「道具、玩具」と見下すグレーダーで、どうやら榊の存在が斑鳩の胃痛の原因になっているよう。隣では斑鳩役の八代がうんうんとしきりにうなずいてみせていた。
ステージ後半では「Opus.COLORs」にちなみ、色に関係したクイズで勝負。内田&逢坂、八代&古川に分かれて行われたが、威勢の良かった八代&古川が全問不正解という結果に。圧勝した内田&逢坂ペアには作品にちなんだ10色セットのパスカラーボールが賞品として送られ、内田の提案でこれをお客さんにプレゼントすることに。4人それぞれが観覧のお客さんたちに優しく投げ込むファンサービスを見せてくれた。
最後に主演の内田から、「人間ドラマが大切になってくる作品です。各キャラクターのことを毎話で知っていただいて、愛していただいて、最後まで物語を見届けてください」とメッセージが送られ、ステージは終了。ファンからの大きな拍手で幕は閉じられた。
「Opus.COLORs」は4月6日(木)より放送開始。毎週木曜深夜0時からのテレビ放送に加え、DMM TV独占で地上波同時配信が決定している。
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