――真澄役の高橋怜也さんも、舞台は「ACT2! ~SPRING 2022~」が初参加でした。染谷さん、高橋さんを加えた“新生春組”はどんなチームですか?
立石:みんな違うんですけど、最終的にはふんわりまとまれるところが春組らしく穏やかなところというか…春の季節に似てるなって思います。怜也だったら、子犬みたいにワチャワチャ元気にみんなに絡んでくれるかわいらしさ、愛嬌が加わったりして。染谷さんは経験値や信頼感のある方だから、お芝居でももっと食らいついて、春組としてより一層上げていきたいなというモチベーションのメラメラした炎がプラスされた気がします。自分自身、新メンバーに癒やされたり学ばせてもらったりすることも大きくて。みんな同じように感じていると思います。
古谷:春組って、僕らの中では(過去作で真澄を演じていた牧島)輝も含めて7人だったりするんですけど…春組に関わる人ってみんな、めちゃくちゃフワフワしてるんですよ(笑)。稽古場でも「稽古中はそんなことしない」「稽古ではこうすべき」みたいな、仕事として君臨してる人がそんなにいなくて。これまでも、稽古が始まる時間ギリギリまでワケ分かんない話をしてたりして(笑)。そんなことしてたらダメなんですけどね!でも、そういうところがそのまま板に乗るようなチームだから。春組が絶対持っていなきゃいけない、言葉にできない空気感を、みんなが持っているなって奇跡的に感じています。それは染ちゃんが入っても怜也が入っても、ときどき輝が戻ってきても、何も変わらないところだなって。春組は、たとえばみんなで集まって、1時間後に目的地に着こう!って出発して、1時間後にちゃんと到着することは100%ない(笑)。
立石:あはは(笑)。
古谷:すごくいいチームだなと思います。俊くんも言ってましたけど、本当に春っぽくてふんわりしていて。他の季節より歩くスピードも少し緩まるような季節というか…そんな感じのチームです。
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