立石俊樹&古谷大和、5年積み重ねた「エーステ」&“春組”愛「本当に春の季節のようなチーム」

2023/04/27 19:30 配信

2.5次元 インタビュー

相思相愛!お互いの「ここがすごい!」は?


――それでは、5年間共演する中で感じるお互いの「ここがすごい!」というところは?

立石:いっぱいあり過ぎて…全部!って言いたいくらいです。

古谷:それが一番無難だよな!(笑)

立石:いやいや、無難とかじゃないですよ!!(笑)威厳もあれば優しさもあって、でも優しさだけにならずしっかり自立している部分もあって…。みんなに対する思いやりもあるし、それを言葉や行動に移せる人ですから。役者の前に、人として尊敬しています。普段から知的な考え方をしているのが、お芝居にも出ているんだなって。

――舞台上で「すごい!」と思う瞬間はありますか?

立石:何一つとして同じ公演がないんですよね。分かりやすくいえば、アドリブの部分。その日の監督さんの空気感もあるし、何公演目なのかにもよるし、前の日替わりネタとのバランスもあるし…「これは前にやったからないな」とか、そういう判断が臨機応変にできる。それは教えられてやるものじゃないですし、そもそも教えられないんですよ。だから僕は春組を通じて、大和さんから見て学ばせてもらっているし、楽しませてもらってもいます。他の舞台でも、大和さんから学んだ部分は生かさせていただいていますね。あとはもう、全部のスキルが高い!僕が言うのもアレですけど…大和さんが今なお進化し続けているのを見ると、自分も頑張ろう!って思えるんです。

古谷:これ、みんなが読むんですよね?先に言っとこうかな。僕はそんなすごい人じゃないッス!

立石:ハードル下げてる!(笑)

古谷:めちゃくちゃ褒めてくれましたけど、僕はそんなスゴくないです(笑)。俊くんのすごいところは…言葉にするのが難しいんですけど、俊くんのこと、本当にみんな好きなんですよ。現場にいて、キャストもスタッフもその人を大好きになれるって、もう本当に才能で。もちろん意識してそう振る舞う人もいますし、俊くんも全く意識してないわけじゃないと思いますけど、それを超えて人間性で愛されてる。ただそこにいるだけで暖かくて、その人を見ていると頬が緩む存在って、僕がずっと憧れているところなんです。こんなに何でも許せちゃうような人っていないんですよ。共演者の垣根を少し超えているのかも。僕は人間として本当に立石俊樹が好きになってしまって。

立石:(笑)

古谷:身を投げて守りたくなるところまで来てしまったんですよ!俊くんが幸せに過ごしてないと嫌っていう、強火ファンみたいな気持ちになってきて(笑)。“そういうノリ”じゃなくて、マジでそんな心境になるんだ!って。みんなそうだけど、立石俊樹こそ春のような人間です。この人がいるから、春組は春組たるものとしてステージに上がれている。シトロンくんの声優さんの五十嵐雅さんも太陽みたいな人なんですけど、僕は一生俊くんや雅さんみたいな方に憧れを抱いて生きていくと思います。大好きです。

――では、立石さんの身に何かが起きたときは…。

古谷:何があっても行く。絶対に守る、俺が。

立石:あはは!心強いなぁ(笑)。でも、こういうことってなかなかないんですよ。僕もこういう関係になれたことはすごく良かったなと思います。狙ってなれるわけでもないですから。