齋藤飛鳥、マネジャーからの暴露に思わす赤面「難しくて、本当にできなくて…」

2023/04/15 18:09 配信

映画 会見

齋藤飛鳥撮影:原田健

俳優の齋藤飛鳥が、4月15日に都内で開催された映画「サイド バイ サイド 隣にいる人」(公開中)の公開記念舞台あいさつに、坂口健太郎浅香航大市川実日子伊藤ちひろ監督と共に登壇した。

映画「サイド バイ サイド 隣にいる人」あらすじ


同作品は、映画「世界の中心で、愛をさけぶ」(2004年)をはじめ、行定勲監督と数々の作品を作り出してきた伊藤監督がオリジナル脚本を書き下ろし、監督も務めた、リアルとファンタジーが混在する「マジックリアリズム」が息づく物語。

目の前に存在しない“誰かの想い”が見える青年・未山(坂口)。その不思議な力で体の不調に悩む人々や、トラウマを抱えた人を癒やし、周囲と寄り添いながら、恋人の詩織(市川)とその娘・美々(磯村アメリ)と静かに暮らしていた。そんな彼はある日、自らの“隣”に謎の男性(浅香)が見え始める。その男は、未山に対して抱えていた特別な感情を明かし、更には元恋人・莉子(齋藤)との間に起きた“ある事件”に顛末を語る…。

齋藤飛鳥が演じる上でのこだわりを明かす「時が止まっている感じを一番大事にしました」


登壇した齋藤は役について「元々、監督から莉子はこういう人だよっていうご説明をいただいていていました。演じる上では、時が止まっている感じを一番大事にしました。また、莉子なんだけど、私の感情が動いた時に声を発したり動くということをできるだけ意識していました」と振り返った。

一方、坂口は齋藤の印象について「莉子という役はこの物語のネガティブ的要素というか陰の部分を担わなきゃいけない役だったのですが、それを少ないせりふの中でしゃべらずに表現しないといけないところが多分にあったんです。でも、映像に映る彼女を見た時に『彼女だからこそできる莉子役なんだな』と思いましたし、画を占める力みたいなものを感じました」と告白。

想定外の展開に慌てる齋藤飛鳥


また、莉子の存在によって未山の秘密が明らかになる同作にちなみ、キャスト陣が自身の秘密を発表することに。坂口、浅香、市川がそれぞれフリップに書いて発表する中、齋藤は「ありません」と回答。

「(秘密は)ないですね」と凛とした表情で言い切る齋藤に対し、司会者が「本日、マネジャーさんよりタレコミが入っております」と明かし、「タレコミによりますと、インスタグラムの投稿に苦戦されているようです。『先日、丁寧にアップの仕方を教わったにもかかわらず、間延びした写真を投稿してしまい、1人で慌てていました』とのことです」と暴露。

想定外の暴露に、齋藤は「難しくて、本当にできなくて…。苦戦しています(苦笑)」と赤面しつつ頷いていた。

◆取材・文=原田健