犬飼貴丈と飯島寛騎がW主演を務める「僕らの食卓」(毎週木曜夜11:00-11:30、BS-TBS)の第3話が4月20日(木)に放送される。同作は、三田織の同名人気コミックを原作に、共に食卓を囲むことで縮まっていく距離感を丁寧に描く食と家族のハートフルドラマ。
育った環境の影響で誰かと一緒に食事をするのが苦手な会社員・豊役を犬飼、見た目は怖いが、いつも弟の面倒を見ている家族思いの兄・穣役を飯島が演じるほか、明るく元気で上田家のムードメーカー的存在であり、穣の弟・種役で本格的なドラマ初挑戦となる前山くうがが出演する。
また、穣と種の父で陶芸家である耕司役の原田龍二や、古畑星夏、市川知宏、てつじ(シャンプーハット)ら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。(以下、ネタバレを含みます)
4月13日に放送された第2話では、豊と穣が同い年であることが発覚。二人が徐々に距離を縮める中、豊が穣の頭をなでるシーンが反響を呼んでいる。
穣、種と次は一緒にカレーを食べようと約束した豊は、カレンダーでその日に丸を付けてしまうほど楽しみにしていた。しかし、当日の朝、種が熱を出してしまい、豊と穣は仕方なくカレーは諦めることに。
その後、種のために食事の準備をしようと頑張る穣の姿に胸を打たれた豊は、レトルトのおかゆをアレンジして即席卵雑炊を作る。完成を待つ間、穣は「もっとマシな料理作らなきゃいけないと思うんすよ、もっと頑張んなきゃといけないと思うんすけど…でもなんか時々すげえどうでもよくなるっていうか…なんか疲れるなって」と静かに弱音を吐いた。
すると、黙って話を聞いていた豊が穣に近づき、そっと頭をなでると「頑張ってるから。穣くんは頑張ってるよ」と優しく声を掛ける。頭を“ポンポン”するというよりも、小さい子をほめる時のようにそっと穣を“よしよし”した。
年の離れた弟の面倒を見るため、大学を休学して、バイトや家事に追われる日々。豊のかけた言葉は、いろんな不安を抱えながら生きる穣が今最も欲しかった言葉なのかもしれない。SNS上では「何気ない日常なのにほろりとした」「多分このシーン、全頑張ってる保護者にぶっ刺さってる」などといった声が上がっていた。
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