壁を壊していることを知った母・由紀は、不審者がいると警備会社に助けを求める。そんな由紀に、日和は父が書いていた日記の存在を教える。市松が日記を見つけたと叫ぶと、由紀は仕事部屋から隠し扉を開けた。そこにあった隠し部屋には、日和たちが子どもの頃に書いた絵やメッセージ、ランドセルなどが保管されていた。
仕事場から部屋に入った由紀は、壊した壁から監禁部屋に入った市松から日記を奪い取ろうとする。その必死な様子を見た日和は、珠緒と千世子の手を強くにぎり「お母さんは、私たちを愛してた?」と聞いた。そして警備会社の連絡で警察が到着すると、日和は市松の手を引きキスをし、マンションから飛び降りた。
1年後のある日の朝、日下部家では日和と次女・珠緒、市松が食卓を囲み、三女・千世子がお天気お姉さんとしてテレビに出演。部屋には赤ちゃん用の玩具、赤ちゃんの泣き声も聞こえる。市松が監督を務めたドキュメンタリー「映画 星のお母さん」が劇場公開され、母・由紀はナゾの失踪をしているという。
市松は監督として榊田出演作品を制作していた。市松にほめられうれしそうな榊田は、何度も夢見てきたという市松と一緒の取材に顔がくしゃくしゃになるほどの笑顔を見せる。
一方、市松に振られた八幡は、伊島空演じる花井とともに市松の前に現れた。市松たちの壮大な復讐に利用された2人は、ドキュメンタリーを撮っているという。市松がプレゼントした指輪を左手の薬指にしたままの八幡は、「往生際が悪いから」といい妖しくほほ笑んだ。
日和の母・由紀への復讐を果たした日和たちは幸せな日々を手に入れた。しかしその復讐劇にまきこまれた八幡と花井の物語が始まろうとするところで結末を迎える。「見進めるたびにゾッとしたり心揺さぶられたりするドラマだった!」「涙流しながら、怖くなったの初めてやわ」「最終話なのに登場人物全員まだ裏ありそうな感じちょっとゾッとした...続編出してほしい」「ラスト不敵な笑みの典子さんに心震えた、続編見たくなる」などと、続編希望の声でSNSがにぎわった。
※「宮崎優」の「崎」は正しくは「たつさき」
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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