堀田茜、理想の結婚スタイルは「人生を応援し合えるような」関係 さまざまな“好き”に触れ、多様性について考える<私と夫と夫の彼氏>

2023/05/30 05:00 配信

ドラマ インタビュー

「私と夫と夫の彼氏」より(C)テレビ東京

古川雄輝は、実は天然で…


――古川雄輝さんと本田響矢さん、それぞれの印象をお聞かせください。

古川さんは、クールで寡黙なイメージがあったのですが、一番ギャップがあった人で、お話しするととても面白い方です。いろいろなことを知っていますし、ちょっと抜けている部分があったりして愛らしいなと思いました。

本田くんは、周平のキャラクターそのままというか、天真爛漫でムードメーカーであり、フレッシュで愛されキャラだなと思いました。気付いたら周りに人が集まっているような方です。

――撮影現場での裏話があれば教えてください。

古川さんが朝メイクしているときにいつもチキンを食べられているんです。周りのスタッフさんに「何味なの?」と聞かれて、ご本人は「プレーンですよ」と答えていたのですが、そのチキンが実は味付きのチキンで(笑)。

私も焼き鳥の匂いがすると思っていたので、「めちゃくちゃ味付いてるじゃん!」って(笑)。そしたら恥ずかしそうに照れ笑いをしていらして、そういう抜けている部分もあるんだなと、博識でクールなイメージとは全然違う顔が見れたのが面白かったです(笑)。

――演じる上で、3人でなにか話し合いはされましたか?

特になかったのですが、気付いたら3人の空気が出来上がっていて、それぞれのキャラクターが本当に存在すると思えました。話し合わなくてもすっと打ち解けられるオーラが2人にはあったので、とても助けられました。

岡本玲演じる真樹とのシーンは「本当の昔からの親友だと思えた」


――撮影で印象的だったシーンや、心に残っているセリフがあれば教えてください。

印象に残っているのは、後半の友人・町田真樹(岡本玲)との喫茶店のシーンです。2人で話すシーンなのですが、本当の昔からの親友だと思えた瞬間があって。それがとても印象的な時間でした。見ている人にとっても2人の関係性が伝わればいいなと思いました。

好きなセリフはたくさんありますが、3人がもうどうしたらいいか分からなくなって壁にぶち当たってしまうところで、周平が「3人で死のうよ」「死にに行くんだよ」と言うシーンがあって。そこが印象的で、原作や台本を読んでいても好きなシーンです。

どういう死に方なのかは見ていただければわかると思うので、楽しみにしていただきたいです。

――作中では、親友・真樹の存在もキーパーソンになってきますが、堀田さん自身は、悩み事にぶつかったときどのような方法で解決しますか?

私もほとんど相談します。人からは「相談しているように見えて、自分の中で答え決まっているよね」と言われることもありますが(笑)、励まされる部分もあるし、人に話してみんなの意見を聞くことを大事にしています。