犬飼貴丈と飯島寛騎がW主演を務める「僕らの食卓」(毎週木曜夜11:00-11:30、BS-TBS)の第5話が5月4日(木)に放送される。同作は、三田織の同名人気コミックを原作に、共に食卓を囲むことで縮まっていく距離感を丁寧に描く食と家族のハートフルドラマ。
育った環境の影響で誰かと一緒に食事をするのが苦手な会社員・豊役を犬飼、見た目は怖いが、いつも弟の面倒を見ている家族思いの兄・穣役を飯島が演じるほか、明るく元気で上田家のムードメーカー的存在であり、穣の弟・種役で本格的なドラマ初挑戦となる前山くうがが出演する。
また、穣と種の父で陶芸家である耕司役の原田龍二や、古畑星夏、市川知宏、てつじ(シャンプーハット)ら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。(以下、ネタバレを含みます)
4月27日に放送された第4話では、冒頭、豊と穣の二人が公園で待ち合わせることに。スーツ姿で駆け寄ってきた豊が「ちょうど会いたかったんだよね!」と声を掛けると「あぁ、ごめん…種いなくて。今日保育園で」と申し訳なさそうにする穣。すると、何のためらいもなく「種くんいなくてもうれしいよ?」とほほ笑む豊に思わず動揺する穣の姿は実に愛しい。
そして、以前作れなかったカレーを週末に作る約束をした二人は、当日種と共に近所のスーパーを訪れる。何てことのない会話を楽しむ豊だったが、兄・勇樹(市川)と偶然出くわした瞬間、表情が一変。「お前何してんの?こんなとこで」「てか昨日さ何で来なかったの?父さんの還暦祝い」、淡々と話す勇樹に圧倒されてしまう。
その後、映し出されたのは豊の過去。養子として迎え入れられるも、食事中に勇樹から「お前食べ方も知らねえの?」「なんかこいついるとメシまずくなる」と嫌味を言われ続け、人と食事をすることが苦手になってしまったのだ。
場面が切り替わり、穣、種と共にカレーを作る豊の表情が映し出されるも、どこか元気がない様子。そんな豊を気遣う穣は、勇樹のことを尋ねるも豊はただ言葉を濁すのだった。SNS上では「落ち込んでる豊くんにつられて落ち込む穣くんの表情切なすぎた…」「『本当の家族だと思って』と『家族みたいなもんだから』の対比…」「豊が背負っているものが予想以上に重い」などといった声が上がっている。
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