吸血鬼ハウスへの実家訪問を経て、改めて“夫婦”となることを決意した、闇原こころ(高畑充希)と朝田虎松(田中圭)。早速2人は、指輪選び、式場の予約、新居探し…など、新生活に向けて動き出す。そんな中「虎松の親に挨拶したい」とこころの母・闇原伊織(麻生久美子)と父・闇原海造(吉田鋼太郎)が言い出すも、虎松はなぜかそれを拒否。こころに「しつこいな」と声を荒げてしまい、2人は気まずい空気になってしまう。
考えてみれば虎松の父親のことも、前妻との離婚の理由もなにも知らない。その一方で、自分はすべてを告白したのに、秘密を抱えたまま何も教えてくれない虎松に、不満を募らせてゆくこころ。そんな様子を見た相棒のカメラマン・加賀美圭介(町田啓太)は、こころに「じゃあ別れちゃえば?」と言い放つ。
一方、春陽町で発生した殺人事件のことで本庁捜査一課の警部・南十字初(新納慎也)に呼び出された虎松は、捜査会議に出席することに。会議では、2018年から栄海町で発生している3件の事件と、先日の事件は”遺体から血を抜く”という手口が同じだったことから、同一犯による連続殺人事件として捜査することが決定。
事件後「わっしょいクリーニング」に持ち込まれた血のついたハンカチを分析した結果、被害者の血液であることが判明したため、虎松は南十字から若手刑事・闇原漣(井上祐貴)とペアを組んで、ハンカチを預けた人物を特定するよう命じられる。2人は町で聞き込みを始めるのだが、漣はまつりの息子・五十嵐大五郎(曽田陵介)が描いた落書きが気になるようで。動き出す三角関係、ついに明かされる夫の秘密。そしてこころに忍び寄る、怪しい影の正体とは。
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