――今回の主演オファーを受けた時の率直なお気持ちを教えてください。
実は僕、なにわ男子がデビューする前年、士気を高めるために、SixTONESさんのデビューシングル「Imitation Rain」を買ったんです。そんな尊敬するグループに所属する(松村)北斗くんとW主演だと聞いて、すごくビックリしました!
北斗くんとは映画で一度共演しましたが、お芝居でガッツリ言葉を交えるのは初めて。さまざまな役を演じてきた北斗くんとご一緒できるなんてすごく光栄だなと思って、胸が高鳴りました。
オシドラサタデー枠で放送された「コタローは1人暮らし」などで経験を積んできた中、「テレビ朝日さんにも認めてもらえたんやな!(笑)」と思いますし、最後まで全力で駆け抜けたいです。
――不可解(WHY)専門探偵・片無氷雨を、どのように演じていきたいと考えていますか?
「地味眼鏡」と呼ばれる氷雨くんはすごく常識人。僕自身もなにわ男子の中では常識人の方なので、ちょっと似てるのかなと思います。実は物語が進んでいくにつれ、氷雨くんのちょっと変な部分も出てくるんですけど、そこも似ているんですよね。ただ、僕自身は推理に関しては苦手(笑)。
なので、推理部分では氷雨くんを頼りながら、頑張っていきたいです。ちなみに氷雨くんは、夏に向けてクールビズを知らないスーツ姿(笑)。タートルネック姿の北斗くんと一緒に、作品に対する熱と物理的な熱、両方を持ちながら、撮影に臨んでいこうと思います。
――松村北斗さんに対して「自分が勝つのは“不可能”かも!?」と思う要素を教えてください。
僕は北斗くんに対してクールで物静かなイメージを持っていたんですけど、グループで活動されている時の北斗くんはものすごく話すし、結構ボケたりもするんですよ。その“うれしいギャップの大きさ”には勝てないなって思います。
僕はなにわ男子ではツッコミ担当なので、今回の現場でも北斗くんのボケを全部拾えるようにしたいです。
――共演中に解き明かしたい「松村さんの“不可解”な謎」はありますか?
お仕事をされている時の北斗くんは知っているんですけど、プライベートではどんな感じなのか知らないので、ちょっとだけでも垣間見られたらいいな。休憩中も人間観察をしていきたいと思います!
――これからバディーを組むにあたり、松村さんに伝えておきたい「ご自身のトリセツ」は?
僕は真面目だと思われがちですけど、結構変な人なんです。深夜に近づくにつれ、なぜかちょっと元気になったり、逆にめっちゃだるそうにしてたり…。典型的なAB型だと思っていただければ! あと、僕もむくんでない日は「むくんでないね!」って言ってほしいです(笑)。もしよければ、一緒に早めに現場に入って、朝一で電気はりを使って引き締めましょう!
――今回は堤幸彦監督とも初タッグ。堤監督とご一緒すると聞いて、どう思われましたか?
企画書で堤監督のお名前を見て、普通に声に出して「すごっ!」って言っちゃいました。「トリック」や「SPEC」など、僕も大好きな作品を手掛けられた方で、いつかはご一緒したいと思ってましたから!
現場では緊張しちゃいそうですけど、自分らしく監督といっぱいお話をしながら、氷雨という役を固めていきたいです。監督のムチャブリにも挑戦できるなんて、すごくありがたい機会だなってワクワクします。
――最後に視聴者へメッセージをお願いします。
普通のミステリーとはもうまったく一味違う作品になっております。不可能と不可解、HOWとWHYがすごく絡み合っていく回もあれば、倒理と氷雨の関係性が垣間見える回もあるので、楽しみに待ってくださると幸いです。僕たちのバディ感も、ぜひとも楽しみにしていてください!
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