もしかして…恋？すれ違いを乗り越え距離が近づくみつみと志摩に「ほんと青春」と反響＜スキップとローファー＞

田舎から上京してきた天然な女子高生みつみの青春が描かれるTVアニメ「スキップとローファー」(毎週火曜夜11:00-11:30／TOKYO MXほか)。5月9日(火)に放送された第6話「シトシト チカチカ」では、ほのかに恋心が芽生え始めたみつみに視聴者から応援コメントが集まった。(以下、ネタバレを含みます)

ふみちゃんから恋話を打ち明けられたみつみは…

TVアニメ「スキップとローファー」は、2018年から講談社の月刊漫画雑誌「月刊アフタヌーン」にて連載中の、高松美咲によるスクールライフ・コメディが原作。田舎から上京してきた、勉強はできるけど、距離感が独特でちょっとズレてる女子高生の“みつみ”こと岩倉美津未(CV:黒沢ともよ)が、個性豊かなクラスメイトたちに影響を与えていく様が描かれる。

5月9日(火)に放送された第6話では、ちょっとした価値観の違いからみつみと志摩(CV:江越彬紀)が気まずい雰囲気に。しかし、それは結果的に二人の距離を縮めるのに必要な出来事だった。

ある日、いつものように地元の親友・ふみちゃん(CV:諸星すみれ）と電話していたみつみ。すると突然、ふみちゃんから「うち、好きな人ができてん」と打ち明けられる。好きな人に会えると思ったら学校に行くのも楽しいが、いざ話せる時がきたらうまく話せなくて逃げたくもなる。そんなふみちゃんの恋話を、初恋も経験していないみつみは自分にはまだ遠いことのように感じていた。

そんな中、みつみは学校に行くと志摩がいないことに気づく。その日は前期期末テストの出題範囲が発表される予定だった。そんな、みつみにとっては超がつくほど大事な日に風邪で休んだ志摩。真面目なみつみは心配してメッセンジャーアプリで出題範囲を教えるのだが、ただのサボりであることが判明する。志摩とは中学からの友人である迎井(CV:田中光)によれば、志摩がサボるのは珍しいことではないというが……。

みつみと志摩の間にわだかまりが生まれる？

女の子たちが噂する志摩の中学時代の不真面目エピソードを聞き、一気に不安になるみつみ。志摩がこのまま学校に来なくなったらどうしようという思いにかられ、勉強も手につかない。にもかからず、翌日も寝坊で遅刻してきた志摩のあっけらかんとした態度にみつみの心は波立つ。そして、つい説教じみたことを言ってしまうのだった。

それに対し、「それはみつみちゃんにとって、でしょ」という言葉を返す志摩。ここでみつみが思い出すのは入学式の日に志摩と交わした会話だ。道に迷っていたところを助けてもらったのに、頭の中が代表挨拶のことでいっぱいなみつみは「たかが入学式」と言う志摩に今の彼と同じ発言をしてしまった。

人の価値観を押し付けられたくないのはみんな同じ。出過ぎた真似をしてしまったと、みつみは反省。一方の志摩も嫌味っぽい返事でみつみを傷つけてしまったことを申し訳なく思う。

しかし、なんとなくその場をやり過ごしてきた志摩は他人と正面からぶつかるのは苦手。そのため、翌日もみつみに対して何事もなかったように振る舞い、表面的には仲直りしたことに。だけどわだかまりは完全には消えず、二人のやりとりに生まれたよそよそしさが切ない。