岸井ゆきのは「そこに存在している」と感じられる役者のひとり【てれびのスキマ】

2023/05/15 17:00 配信

芸能一般 コラム

岸井ゆきの※2022年ザテレビジョン撮影

岸井が目の当たりにした、安藤サクラのスゴさ

岸井は2009年に「小公女セイラ」(TBS系)で俳優デビュー。「SICKS」の翌年には「真田丸」(2016年NHK総合ほか)で大河ドラマ初出演。2017年には「おじいちゃん、死んじゃったって。」で映画初主演を果たすと、さらに翌年、朝ドラ「まんぷく」(2018〜2019年NHK総合ほか)に出演。初登場時は14歳の設定だったが、まったく違和感がなく視聴者を驚かせた。

岸井はこのとき共演したヒロイン役の安藤サクラのスゴさを目の当たりにした。「ここに10年住んでたっていう設定だったら、10年いたような空気をまとっていて。サクラさんの人生を考える深さっていうのは、ちょっと尋常じゃない」と「そこに存在してる」力を感じたという(「伊集院光とらじおと」2019年11月20日)。