犬飼貴丈と飯島寛騎がW主演を務める「僕らの食卓」(毎週木曜夜11:00-11:30、BS-TBS)の第6話が5月11日に放送され、豊(犬飼貴丈)が穣(飯島寛騎)に“肩コテン”して眠るようすが描かれた。2人の姿が尊く、豊の過去を思うと切なくて胸が詰まる。Twitterでも「はぁ…6話もいっぱい泣いた」「良すぎてボロ泣き」とコメントが寄せられた。(以下、作品のネタバレを含みます)
同作は、三田織の同名人気コミックを原作に、共に食卓を囲むことで縮まっていく距離感を丁寧に描く食と家族のハートフルドラマ。育った環境の影響で誰かと一緒に食事をするのが苦手な会社員・豊は公園で年の離れた兄弟・穣と種に出会い、なぜか「おにぎりの作り方」を教えることに。それ以来、豊と穣兄弟は一緒に食卓を囲み食事をすることが増えた、やがて家族のような存在となり、豊と穣の距離も次第に縮まっていく…。
豊役を犬飼、見た目は怖いが、いつも弟の面倒を見ている家族思いの兄・穣役を飯島が演じるほか、明るく元気で上田家のムードメーカー的存在であり、穣の弟・種役で本格的なドラマ初挑戦となる前山くうがが出演する。また、穣と種の父で陶芸家である耕司役の原田龍二や、古畑星夏、市川知宏、てつじ(シャンプーハット)ら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。
穣と種のクリスマスパーティに参加する約束をした豊だが、発熱して行けなくなってしまう。穣は心配して寝込んでいる豊のもとを尋ねてくれた。亡くなった穣のお母さん直伝のうどんを穣が豊に作ってやり、豊は喜んで食べる。弱っているときの手作りうどんは身も心も温まりそうで、見てるほうも心がぽかぽかしてくる。
穣は豊に上着をかけてやり、帰ろうとすると「穣、もう帰っちゃう?」と尋ねる豊。心細くなっちゃったと膝を抱える豊はいじらしくも、小悪魔なのかなと思うぐらいにかわいらしい。
穣は「豊が寂しくなくなるまで居るよ」とベッドに腰を下ろす。しばらくして穣は「あのさ、俺の話ししていい?」と言って、豊が承諾すると豊の隣に座り直す。2年前に母親が亡くなったことを話す穣。喪服で縁側に座る穣のもとに種がやってきて、「お母さんは?」と尋ねる。種を抱っこして「お母さんにはもう会えない。もう会えないんだよ」と穣が言い、外は涙雨が降りしきっている。今でも幼い種がさらに幼くて母親の死を理解することもできず、そんな種に優しく接する穣のようすが切なくて泣けてくる。
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