犬飼貴丈“豊”が飯島寛騎“穣”に過去のトラウマを話す姿に号泣<僕らの食卓>

2023/05/19 12:43 配信

ドラマ レビュー

「僕らの食卓」第7話より (C)三田織/幻冬舎コミックス (C)「僕らの食卓」製作委員会

犬飼貴丈飯島寛騎がW主演を務める「僕らの食卓」(毎週木曜夜11:00-11:30、BS-TBS)の第7話が5月18日に放送され、豊(犬飼貴丈)が穣(飯島寛騎)に過去の話をする様子が描かれた。涙を流す豊にこちらも泣かされた。(以下、作品のネタバレを含みます)

「僕らの食卓」とは


同作は、三田織の同名人気コミックを原作に、共に食卓を囲むことで縮まっていく距離感を丁寧に描く食と家族のハートフルドラマ。育った環境の影響で誰かと一緒に食事をするのが苦手な会社員・豊は公園で年の離れた兄弟・穣と種に出会い、なぜか「おにぎりの作り方」を教えることに。それ以来、豊と穣兄弟は一緒に食卓を囲み食事をすることが増え、やがて家族のような存在となり、豊と穣の距離も次第に縮まっていく…。

豊役を犬飼、見た目は怖いが、いつも弟の面倒を見ている家族思いの兄・穣役を飯島が演じるほか、明るく元気で上田家のムードメーカー的存在であり、穣の弟・種役で本格的なドラマ初挑戦となる前山くうがが出演する。また、穣と種の父で陶芸家である耕司役の原田龍二や、古畑星夏市川知宏てつじ(シャンプーハット)ら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。

豊は自分の過去のトラウマを穣に話し始める


第7話で、上田家でクリスマスケーキを食べる豊。クリスマス当日は発熱して豊が参加できなかったが、後日ちゃんと豊にクリスマスケーキを作ってあげる穣の優しさが染みる。

沈黙が訪れたのち、豊がクリスマスに話せなかった自分の過去の話を切り出そうとするが、種がやってきて話が中断してしまう。上田家の父親・耕司がやってきて空気を読み、種に粘土で特大うんちを作ろうと種を連れて行く。すっとぼけたキャラクターのようでいて、ココというときにはいつも察する耕司には見ている方も感謝が尽きない。上田家は良い人ばかりで、うんちに爆上がりする種もかわいい。種がうんちをあげるというと「楽しみだなぁ」と棒読みで言う豊も優しい。

種が描いた絵を見る豊と穣。豊は似顔絵を手にすると、顔に当てて「こんにちは」とぎこちなく挨拶する。そして、豊は似顔絵を顔に当てたまま、話しづらそうにしながらも「今日は僕の話をしてもいいですか?」と穣に尋ねる。言葉を詰まらせている豊を見ていると、こちらも胸が詰まる。

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