7/13(木)にスタートするフジ系の新ドラマ「セシルのもくろみ」で、主演を務める真木よう子。ファッション誌業界を舞台に、女性たちがぶつかりながら幸せを探していく本作で、中学生の子供を持つ駆け出し読者モデル・宮地奈央を演じる真木にインタビューを行った。
「私も働きながら子育てをしている母親なので、共感できることがすごくたくさんあります。奈央は芯が通っていて、自分が思ったことを貫く強さがある女性。ちょっと抜けていてかわいらしい部分もあるけれど、その強さはとてもかっこ良く、魅力的だと思います」
奈央を取り巻く女性たちも、独身、既婚者、シングルマザーとさまざま。それぞれの事情を抱えながらも仕事に奮闘する女性たちを、吉瀬美智子、伊藤歩、板谷由夏、長谷川京子らが演じる。
「共演者の方々にもお子さんがいらっしゃる方が多いので、現場はママ友トークで盛り上がりそうですね(笑)。でも、それは働くママたちが抱く本音だったりするんです。他にも、働きながら子育てをする友人たちの話も聞いて、みんなの代弁者になっていけたらいいなと思います。働いている女性であれば、どのカテゴリーの人でも、共感できるキャラクターが出てくると思います」
舞台がファッション誌業界とあり、女性たちの衣装や小物にも期待が集まる。そんな中、奈央は着飾ることに興味がない女性という設定だが…。
「ファッションって女性たちの関心の一つですよね。ダサいと言われる奈央の衣装も、極めてダサくすると、一周回ってかっこ良かったりするんです。初回に奈央の一張羅が登場するんですが、出オチ感がすごい(笑)。ファッションに興味がある人とか、ファッション業界の人にも楽しんでもらえるんじゃないかと思います」
そんな真木に、自身のファッションのこだわりを聞いてみるが、意外にも「ない」のだとか。
「若いころはスタイリストさんからトレンドを聞いたり、セールに連れていってもらったりという時期もありましたけど、今はそんなにこだわってないです。仕事には、とにかく一番楽な格好で行ってます。着いたらすぐ衣装に着替えちゃいますしね。プライベートでも、もちろんTPOに合わせて、きちんとした場にはそれなりの洋服を着ていきますけど、普段は外に出て恥ずかしくなければいいかな、という感じです(笑)。でも、このドラマのお話をいただいてから、ファッションのことをまた考えるようになりましたね」
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