――バイクといえば、浅川さんって原付免許の試験を4回落ちたとか…?
(この日1番のドヤ顔で)はい! 落ちましたよ。頑張ったんですけど、駄目でした。1回目受けて落ち、最初だから仕方ないかなと思って2回目受けまして、落ちて。「うそでしょ?」って自分でも思って、「3度目の正直!」だと思ったらまた落ちまして。
「意味分かんない!」ってなったんですけど、さすがにもう大丈夫だろうって思って、4回目受けに行って落ちたので、もう一生この教習所には来ない!って思いました。
――えっ…、教習所のせいなんですかね?(笑)
はい。だって毎回44点なんですよ! おかしくないですか? でも、あれってひっかけ問題だから、裏の裏を取れない人は落ちるらしいので、私のようなすごく純粋な人は落ちるということなので、そう考えればまあいいかと思いました(笑)。
――なるほど…浅川さんはとっても純粋ってことですね!(笑)
はい。とっても純粋ですよ(笑)。
――タカシ役の犬飼さんの印象はいかがでしたか?
最初に会ったとき、彼は牛乳を吹き出している状態だったんです。なので、彼とほぼ初めて喋ったときの第一声が「牛乳すごいね」「臭いです」という会話で(笑)。すごく面白い人だなって思ったんですけど、完成したものを見て、すごい人だと思いました。
この言い方で合っているか分かりませんが、すごくタカシなんですよ! ああいう役が似合うと言いますか、学ぶところがたくさんあったなと、撮影を終えて思いました。
――そんなタカシとのシーンでは、ネットを騒然とさせた衝撃のせりふを吐くシーンがありましたよね。
ありましたねえ。台本を読んだときに、マネジャーさんに「これ、私が言って大丈夫ですか?(笑)」って確認して、「うん。大丈夫よ、面白そうだし」って言われてしまって。本当かなと思いながら臨んだら、意外と声に出したらしっくりきて、いいかもしれないって思いました。
台本の読み合わせをしたとき、聞いていたマネジャーさんに「すごく生き生きしていたね。しっくりきたわ~」って言われて、また複雑な気持ちになって(笑)。
でも、メグミちゃんを演じるので、しっくりきたとか、生き生きしているって言われたのはうれしかったです。あのせりふがあることによって、あのせりふに至るにはどういう流れなんだろうと気になって劇場に来てくれたファンの方もいらしたので、やっぱり衝撃的だったんだと思います。
――ヤンキーっぽい言葉使いは勉強されましたか?
いえ、普段から私は口が悪いので割と素でした(笑)。ただ、“巻き舌”は意識してやりました。でも、この作品で巻き舌をやって、先日違う作品の怒鳴るシーンでも巻き舌が入っちゃって、監督から「それヤンキーの口調だから」って冷静に注意されてしまいました。
ちょっとだけ引きずっちゃいましたね(笑)。今もメグミっぽい口調が少し出ますよ。
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